凸凹道の多い欧州の道路事情から、ヨーロッパでは絶大な人気カテゴリーとなっているビッグスクーターシリーズには、カワサキからラインナップされているJ300も多くの支持を得ているモデルとなっています。
カワサキJ300 2018年モデルの価格やスペック、日本での発売についてまとめています。
2018年モデル J300の基本装備とスペック
全長×全高×全幅 | 2235mm×775mm×1260mm |
シート高 | 775mm |
車輌重量 | 191kg |
ホイールベース | 1555mm |
エンジンの種類 | 水冷SOHC単気筒4バルブ |
最高出力 | 28PS |
最大トルク | 2.9kgf・m |
燃料タンク容量 | 13L |
2018年モデルとしてラインナップされるJ125と同等のボディサイズを採用しながら、300ccのSOHC単気筒エンジンを搭載したJ300は、街乗りから高速道路を多用するツーリングまで、快適でパワフルな走りを実現しています。

欧州の道路事情に適合したフロント14インチ、リヤ13インチを採用したホイールサイズは、パワフルなエンジン性能とクッション性の優れたサスペンションとの組み合わせにより、優れた走破性と快適性が魅力となっています。
J125同様、カワサキのアグレッシブなラインナップZシリーズやスーパースポーツバイクのZX10Rのようなスポーティーでエッジの効いたデザインが特徴的で、サイドカバーに埋め込まれたフロントウインカーや洗練されたLEDテールライトを見ると、アグレッシブなイメージが踏襲されていることが一目でわかります。
アグレッシブなデザインとは裏腹に、サイドポケットにはDC12Vの電源を備え、さらにシート下には10kgまでの大容量を積載することが可能なシートスペースがあり、LED照明やシートダンパーを装着するなど、ビッグスクーターらしい利便性と積載能力に磨きをかけることも忘れてはいません。
スポーツバイクさながらのアジャスタブルブレーキレバーや大径ウエーブディスクを前後に装着し、最先端のABSと組み合わせることで、いかなるシチュエーションでもコントローナブルに優れた制動力を発揮する仕様となっています。
2018年モデル J300のカラーリングや日本発売について



2018年モデルとなるJ300のカラーラインナップは、カワサキらしいグリーンが差し色に入ったブラックをはじめ、性別や年齢層を問わないシンプルなブラックとグレーの3色展開となっています。
日本国内市場で唯一、ビッグスクーターをラインナップしていないカワサキは、2017年の新排気ガス規制をきっかけに多くのラインナップが生産終了となりました。
これをきっかけに、新たなジャンルとして日本国内販売が期待されるモデルです。
コメントを残す