2017年モデルのCBR1000RRには「ファイアーブレード」と往年の名車に名付けられた称号が与えられました。
ハイスペックの称号を与えられフルモデルチェンジしたCBR1000RRは、最新の電子制御機構とエンジンスペックを両立させ、レースで勝つための仕様となっています。
そのCBR1000RRに今回、特別仕様としてラインナップされた「SP2」のスペックやインプレから性能、発売日や価格などをまとめてご紹介します。
CBR1000RR SP2の発売日
選ばれた人にのみ購入できる特別仕様
CBR1000RR SP2を購入するには、事前に商談予約を専用サイトで入れる必要があります。さらに、CBR1000RR SP2の限定台数「35台」と狭き門となっています。
商談予約が限定台数を上回った場合、公開抽選にて購入権を決めるようで、見る側としてはイベント性が高く楽しみでもありますが、購入者としてはヒヤヒヤものでもありますね・・・
予約受付期間と納車開始日について
専用サイトからの商談予約受付は2017年6月5日から2017年6月26日までとなっていました!
すでに大きなイベントとして開票が行われたようで、CBR1000RR SP2のデリバリーは当選者に順次発表されるようです。
CBR1000RR SP2のカラーリングや価格
写真のように赤を基調とし、写真のブルーの部分にはカーボンパターンとゴールドを組み合わせたスポーティーなカラーリングとなっています。
新車販売価格は「3,024,000円」になります。
近年、バイクの電子制御化とハイスペック化が進み価格が高騰するなか、300万円を超える新車価格は安い価格とは言えません。しかし、次項以降で解説する仕様やスペック、性能をチェックするとお買い得感を感じるものとなりそうです。
CBR1000RR SP2の仕様・スペック
CBR1000RR SP2の専用装備と特別チューニング
SP2と称された特別仕様には、レースで勝つため細部に渡ってさまざまなチューニングが施されています。
まず、吸排気バルブの大径化とピストン形状の最適化、さらには水回りのレイアウトを変更するなどして約400gの軽量化とハイパワー化が施されたシリンダーヘッド周りとなっています。
さらに足回りにはレーサーでも採用されることの多い「マルケジー二製」アルミホイールを装着することで、大幅な軽量化と耐久性を実現しています。
CBR1000RR SP2の軽量化は高級パーツの構成によって成立しています。まずは、重量を大きく占める燃料タンクがチタン製となっており、バッテリーにはリチウムイオンバッテリーを採用することで、車体全体で大幅な軽量化を実現しています。
進化し続ける正常進化したエンジン周り
軽量化かつコンパクトなエンジンレイアウトを採用した機構は、内部パーツもカムシャフトのリフト量やピストンの軽量化・各タイミングの最適化を図ることでさらに高回転域での出力アップやトルクアップを実現しています。
さらにスロットルボディも2mm口径を大きくすることで、鋭いレスポンスと高回転域での出力を向上させました。高回転化にともない、低中速域でのかくそ感を補い、さらに耐久性を向上させる意図もあるクロスミッションを採用しました。
クラッチには、「アルミカム アシスト スリッパークラッチ」を採用することで、これまでのクラッチ操作よりも軽いタッチで操作を可能とし、さらにシフトダウン時に起こるバックトルクを制御することで、スポーツ走行時にブレーキングに集中できる仕様となっています。
最新の電子制御技術を惜しみなく投入
モトGPで得た技術を惜しみなくフィードバックしたCBR1000RR SP2には「スロットルバイワイヤシステム」を採用しました。
これは、従来のワイヤー機構で回転力をアクセルの動作をプーリーに伝えていたものが、電子的にセンサーを介して動作させることにより、使用している回転数やギア比に左右されることなくアクセルレスポンスを一定に保ち、かつ鋭いレスポンスを実現しています。
また、ハンドルスイッチ一つでエンジンの出力特性を変化させることが可能な「パワーセレクター」を採用しました。
これは、ライダーの意図やシチュエーションに合わせて5段階の出力特性を選択することが可能で「ハイパワー過ぎて扱いにくい」といったシチュエーションからライダーを解放します。
RC213Vにも採用された「セレクタブル トルク コントロール」を装着しました。
9段階の設定が可能となっていて、リヤタイヤのスリップやフロントの不意なウイリーに電子的に対応する機構です。これにより、過酷なシチュエーションでも安心してアクセルワークに集中できるメリットがあります。
エンジンブレーキの強弱を3段階に分けて調整できる「セレクタブルエンジンブレーキ」を採用し、さらにこれらの電子制御機構を大まかに3モードで管理できる「プリセット機能」が追加されています。
また、レーサーではお馴染みとなっている「クイックシフター」を採用することで、エンジン回転数をクラッチ操作で合わせずともスムーズにシフトチェンジを可能としています。
さらにOHLINSサスペンションの制御レベルも3モードから切り替え可能としていて、TFTフルカラーの大型メーターで全て切り替え・確認が可能となっています。
これらのスペックや仕様を見ても、純粋なレーサーと勘違いしてしまうようなハイスペックな仕上がりとなっています。
CBR1000RR SP2のインプレからエンジン性能を確認
大幅な軽量化とハイパワー化が際立つCBR10000RR SP2ですが、ハイパワーよりもコントロール性に優れている方が速いと言わんばかりの電子制御技術の投入により、ライダーのレベルや路面状況・環境によってエンジンブレーキや出力特性、トラクションなどをコントロールできるため、走る場所に関わらず扱いやすいエンジン性能となっているようです。
CBR1000RR SP2のインプレから走行性能を確認
電子制御技術でコントロールできるのはエンジン特性だけでなく、OHLINS製のサスペンションにも適応することができます。伸び側や圧側の減衰を調整できることで、ライダーの走りの幅をさらに広げることが可能となっています。
扱いやすさを重視された今回の仕様では、素直に切れ込むハンドリングと軽量な車体と相まって倒し込みがスムーズな特徴があるようです。
まとめ
今回発売されたCBR1000RRには、3タイプの設定がありますが、中でもSP2はレースに勝つことを意識したハイスペックバイクに仕上がっていました!
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