1995年にデビューしたマジェスティ250は、2000年以降から長きにわたり続いたビッグスクーターブームを牽引したバイクです。生産終了が決定した2017年現在も人気モデルとして位置付けられています。
活気のある中古車市場には、さまざまな年式・型式のマジェスティ250が販売されていますが、タマ数が多すぎてどれを選んで良いか迷いがちです。
マジェスティ250の中古車を選ぶポイントを整理し、魅力と特徴も合わせてご紹介したいと思います。
マジェスティ250の魅力
1995年からデビューしたマジェスティ250は、豊富な型式が発表されてきました。それぞれにエンジン特性や外装のデザインに大きな特徴があります。
ビッグスクーターの中古車市場では、最も多くのタマ数が揃っています。希望の予算や程度で選ぶことができます。
カスタムパーツも選びきれない程ラインナップされているため、中古車購入後に自由度の高いカスタムを堪能することも魅力の一つでしょう。
タマ数が多いことから、値段が手頃な設定となっている傾向があります。
マジェスティの型式別の特徴
22年もの長きにわたってモデルチェンジをしてきたマジェスティは、大きく分けて5つの注目すべき型式があります。
4HC
ビッグスクーターブームが来る前の初代となるマジェスティ250。
水冷単気筒エンジンにキャブレターを装着したモデルで、中古車市場では最も手頃に購入することが可能です。
当時のエアロデザインは現代のバイクにはない、ノスタルジックな魅力を放っています。
5GM
エクステリアのデザインを大幅に変更し、フロントからリヤにかけて流線的なデザインとなりました。
キャブレターやエンジン仕様に変更はないものの、軽快な走行性能は健在です。シート下やグローブボックスなどの収納スペースを大幅に拡大したのもこの型式から。
発売から17年が経つこの型式の中古車相場は、手頃な価格帯で動いている傾向があります。
5SJ
ビッグスクーターブームの火付け役となった5SJ。
5連メーターにショートスクリーンを標準装したマジェスティ250Cは、爆発的ヒットとなりました。
カスタムベース車輌として一番人気の車輌です。中古車市場においても多様なカスタムが施されたものが販売されている傾向が。
エンジン仕様などは5GMから大きな変更はありません。
4D9 1
2007年にエクステリア・エンジン・シャシともにフルモデルチェンジした4D9 1。
インジェクション仕様とし、搭載されるトランスミッションはスイッチ一つでキックバックが可能となるYCC-ATを新たに採用。軽快な走行性能の実現だけでなく、スクーターにもバイクを操る楽しみを落とし込みました。
シートが観音開きに開く独創的なスタイルを取り入れ、スマートキーによりリッド類の開閉をボタン一つで電子的に操作可能に。
爆発的ヒットとなった5SJよりもパワフルなエンジン性能・耐久性のあるエンジンも魅力の一つです。
中古車市場のタマ数も多く、予算に合わせて程度を選ぶことも可能です。
4D9 2
2012年にはフロント周りを精鋭なデザインにモデルチェンジしました。
4D9 1の主な仕様を踏襲していることから、カスタムパーツや純正パーツは流用可能となっています。
2017年に生産終了となるまで、販売された最終型のモデルです。中古車市場では最も高い価格帯で動いています。
マジェスティ250の中古車選びの注意点
デビューから22年が経つことから、幅広い年式・型式から中古車を選ぶことができます。
5SJ以前の年式が古い車輌になると、年式・走行距離ともに不明の販売車両が多くなる傾向が。ヤンチャなカスタムが増えることもあり、カスタムや整備の仕方を注意して見る必要があるでしょう。
購入したい車輌がある場合は、メンテナンスノートや整備履歴が確認できることが信頼できるキーポイントとなります。
マジェスティ250の新車価格
新車価格:¥722,520
同クラスのライバルと比較すると、4D9は電子制御装備が多彩に採用されています。
走行中にエンジンブレーキを意図的に発生させ、走行中により力強い加速力をスイッチ一つで手に入れることも可能に。
250ccクラスのバイクでは高額な設定となりますが、トップクラスの販売台数がマジェスティ250の魅力があることを証明しています。
マジェスティ250の中古車相場
長い歴史を持つマジェスティ250には、多くの型式が販売されました。中古車相場を年式でチェックしていくと、価格帯の傾向が。
2010年以前のモデルについては、距離数が10000kmを超えているものが多く、価格帯が10万円前後となっています。
マジェスティ250の中古車の多くは、2010年から2006年モデルが中心です。
価格帯は15万円から80万円と幅広く販売されています。年式よりも走行距離数やカスタムの度合いで相場が決定する傾向が。
4D9になると、相場が大きく上がります。初期型で走行距離が15000kmを超えているものであれば、30万円ほどで購入可能となります。
4D9の後期型になると、新車価格とあまり変わらない中古車市場で動く傾向があります。
タマ数がかなり多いマジェスティ250。欲しい方式・年式を絞ってから、初期コストを試算すると良いかもしれません。
まとめ
ビッグスクーターといえば「マジェスティ250」と連想するほど人気のバイク。中古車市場は現在の活気に満ちています。記事を参考にしていただき、ご希望のバイクが見つかることをお祈りしています。
新車・中古車が値引き金額から、さらに安くなる裏ワザとは?
「このバイク、予算オーバーだ…」
「値引き交渉したいけど苦手で…」
「ディーラーを回るのが面倒だ…」
「新車を最安値で手に入れたい…」
「車種を比較する時間ないな…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」
など、新車の購入を
検討しているけど悩みが尽きない…
と悩んでいる方は
非常に多くいらっしゃいます。
家族や友人に相談したところで
まともに聞いてもらえず
また聞いてもらったところで
欲しいバイクに手が届かない。
そんな方にオススメの裏ワザを
ご紹介します。
バイクを売却して購入資金をゲット!
やはりこの方法が結果的に一番値引き率が高くなります。
管理人一押しの下取り業者は"バイク王"です。
業界No.1規模の業者で豊富な買い取りデータや販売経路を持っていることから買取価格が期待できます!
詳細はコチラから確認 ⇒ バイク王で無料お試し査定してみる
メーカーやバイクショップでの7年間の勤務を経て会得した、バイクの査定額を把握して高く売却するコツを紹介しています。
⇒ バイクの買取相場を判断する方法と査定額を高くするためのコツ!
コメントを残す