コンパクトな車体サイズに155ccクラスのハイパワーエンジンをパッケージングした2018年モデルマジェスティS。
東京モーターショー2017では新型がお披露目されましたが、市販車として詳細が明らかになりました。
ツーリングもこなせるコンパクトスクーターは、どのような進化を遂げたのでしょうか。インプレ、発売日や価格、最高速度などについて紹介しています。
2018年 新型 マジェスティSの特徴やみどころ
2018年モデルへとモデルチェンジしたことで、フロントフェイスのデザインを大幅に変更しました。T-MAX530やYZF-Rシリーズを彷彿とさせる、スポーティーな仕上がりに。
ヘッドライトにLEDを採用することで、さらに高級感のある洗練されたイメージに。プロジェクターライトのスタイリッシュな演出がニクいですね。

搭載するエンジンは、従来のアルミメッキシリンダーを採用した耐久性・燃費性能に優れた仕様です。2017年の新しい排気ガス規制にも対応。

今回新たにDC電源ソケットを追加。走行中にナビやスマホなどを使用して、ナビゲーションの使用や充電することも可能です。
バイクの印象を大きく左右するフロント周りのデザインをスタイリッシュにしたことで、より都会的なイメージになりましたね。
2018年 新型 マジェスティSの発売日

2018年モデルの発売日は、2018年2月26日と正式に決定しました。
以前発表されていた「2018年1月25日」から1ヶ月ほど延期されています。
すでにヤマハ発動機の公式ホームページで公開されていることから、YSPをはじめとする取扱店では、発売日前の予約受付を開始しています。
すでに購入を検討している方や欲しいカラーリングが決まっている方は、早めに予約を入れてみてはいかがでしょうか。
2018年 新型 マジェスティSの価格

新車価格:¥372,600
前年モデルと比較すると、2万円ほど新車価格が上がっています。
2018年の主な仕様変更は、LEDの灯火類を組み込んだスポーティーなフロント周りに変更されたことです。
このデザインは好みが出ますが、明らかに前年モデルよりも洗練されたデザイン。ヤマハらしさも含まれたハイセンスな仕上がりになっています。
新車価格が値上げされたことが、ネガな情報に感じさせないのは、誰もが納得できる仕様変更であることを証明しています。
2018年 新型 マジェスティSのカラーバリエーション
ディープパープリッシュブルーメタリック

シルキーホワイト

マットダークブルーイッシュグレーメタリック

ブラックメタリック

2018年モデルの新型には、上記の4色がカラーバリエーションとしてラインナップ。
特徴的なのは、ヤマハらしいスタイリッシュなツートンカラーを2色追加したところでしょう。ホイールのカラーリングも差し色としてビビッドなカラーを採用。
個性を主張しないシンプルなカラーリングと、ハイセンスな個性を主張するツートンカラーのラインナップは、世代や性別を超越して幅広いファンを増やすことが想定できます。
2018年 新型 マジェスティSのツーリング性能

最高出力15PSを出力する155ccクラスの水冷エンジンを搭載しているマジェスティS。最大のメリットは、ツーリングの際に高速道路を使用することができることです。
しかし高速道路での走行は、小排気量やコンパクトな車体では不安になる一面も。
モノクロスサスペンションの採用や剛性の高いフレームの組み合わせは、優れた乗り心地と安定性を確保。不安要素を払拭するように、優れた足回りがツーリングシーンをサポートするでしょう。
巡航速度は大型バイクのようなスピード感はありません。制限速度内であれば、ゆとりのあるエンジン回転数で走行することが可能です。
1リッターで40km/Lほどの燃費性能を発揮し、燃料タンクは7.4Lを確保。満タン給油時の稼げる走行距離が気になるところですが、スペック上では250km以上の距離を走ることができます。
走行性能・燃費性能・エンジン性能面でも優れたツーリングに最適な仕様であることは間違いありません。
2018年 新型 マジェスティSのインプレ・最高速度

高速道路をゆとりのある走りができるハイパワーエンジンをコンパクトな車体に詰め込んだマジェスティは、街乗りでの機動力も魅力の一つでしょう。
さらにキレのあるハンドリングが、細かな道をスマートに狙ったラインをトレースします。
タンデム走行も優れた足回りが快適な乗り心地を演出。ツーリングから街乗りまでマルチに使いこなせる仕様になっています。
マジェスティSの最高速度は、120km/hほどになっています。
この数値は路面コンディションやシチュエーションに大きく左右されます。速度域の上がる幹線道路では、普通車と同等の走りができるでしょう。
まとめ
2018年モデルのマジェスティSは、エクステリアのデザインをさらにスタイリッシュにした高級感のある仕様になりました。
ツーリングから街乗りまでこなせる器用なバイクは、私生活に楽しさをプラスする重要なアイテムとなるのではないでしょうか。
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