中古バイクの選び方:走行距離の目安(原付・125・250・400cc・大型 )

中古バイク 走行距離

中古車市場には、すでに生産終了となった希少なモデルから新車では手の届かないバイクを手頃に購入するチャンスが眠っています。

しかし、中古車の選び方を間違ってしまうと、必要以上のトラブルやメンテナンス費用などのコストがかかってしまう可能性もあります。購入後に後悔しないようにするには、どのような情報を把握する必要があるのでしょうか。

バイクの中古車といっても、排気量やジャンルが多様に溢れていて、調べることも面倒になりがちです。そこで今回は、中古車選びのポイントと注意点の要点を走行距離別に、まとめてご紹介したいと思います。

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走行距離:〜 5,000km走行

中古バイク 走行距離

走行距離が少ないジャンルにカテゴライズされ、主に販売店が試乗車として卸していた中古車や年式が新しいバイクに多い傾向があります。

走行距離が少ないこともあり、エンジン周りや足回り・ブレーキ周りの消耗部品に気を使う必要はありません。

中古バイク 走行距離

一方で、販売店によって保管方法が異なることもあり、鉄パーツのサビやアルミパーツの腐食に気をつける必要があります。

価格帯よりも程度を重視して選びたい方には、距離数ができる限り少ない車両を選ぶことをおすすめします。

走行距離:5,000km 〜 10,000km

中古バイク 走行距離

中古車のなかでは、程度の良い車両が多くラインナップされる傾向があり、中古車価格は中の上レベルとなります。

新型バイクよりも2年〜3年ほど型落ちした車両が多く、購入を検討している方は、このあたりの距離数を狙う方が多いです。

エンジン周り

中古バイク 走行距離

250ccから大型排気量のバイクに関しては、オイル漏れやエンジンから異音が発生するなどの現象は見られません。

しかし、50ccから150ccの小排気量のバイクは、通勤や通学などの過酷な状況で高いエンジン回転数を使用する傾向があります。

そのため、小排気量のバイクに関してはエンジンの異音やオイル漏れが発生していないかの注意が必要です。

車体周り

中古バイク 走行距離

車体周りで気になるのが、タイヤやブレーキ周りの消耗パーツになります。

これら消耗部品は、使用するスピード域によって消耗具合が変化します。

大型排気量のバイクに関しては、ツーリングがメインとなることが想定されますので、車体周りの消耗部品の残量は十分に残っている傾向があります。

小排気量のバイクは、大きい排気量のバイクよりも残量の設定が少ないことと、排気量に対してのスピードレンジが高い傾向があります。

そのため、小排気量のバイクはブレーキパッドやタイヤの残量が50パーセントほどになっていることが多いため、必ず確認してください。

駆動系パーツ

中古バイク 走行距離

チェーン駆動を採用しているタイプは、スプロケットやチェーンの磨耗具合をチェックする必要があります。

小排気量のバイクは、チェーンが伸びやすく磨耗しやすいため、注意してみる必要があります。一方で、大型排気量は大きいサイズのチェーンを使用していることもあり、サビにのみ注意する必要があります。

中古バイク 走行距離

スクータータイプに採用されているベルトタイプは、大型排気量に関しては交換時期が遠いこともあり、気にする必要がないです。

小排気量になると、部品が小さいこともあり、負担が大きくなることから、駆動系からの異音や交換履歴を確認する必要があります。

車両の値段と程度のバランスが最も取れた距離数となります。そのため、中古車情報が出れば、すぐ売れてしまうような状態のバイクが多い傾向があります。

走行距離:10,000km 〜 20,000km

中古バイク 走行距離

排気量によっては、エンジンの異音や消耗部品の交換サイクルが来るタイミングです。また、年式などによっては、オイル漏れが発生しやすい傾向があります。

エンジン周り

中古バイク 走行距離

走行距離が10,000kmを超えたあたりから、バルブクリアランスなどの調整などのチェック項目が出てきます。

これらは、メンテナンス履歴から確認をしたり、エンジンの異音で確認することもできます。

排気量や車両によって、フロントスプロケットシャフトのオイル漏れやシリンダーヘッドガスケット抜けなどが起きるケースがあります。

できれば、販売店でエンジンを始動し、しばらく様子をみる必要があります。これらの修理は、車種によっては高額となることがあるため、注意が必要です。

小排気量のバイクになると、使い方によっては20,000km付近でオイル上がりなどの症状を起こす可能性があります。

車体周り

中古バイク 走行距離

使用用途によっては、タイヤが交換時期となるケースが多いです。溝はたくさん残っていても、ひび割れを起こしている可能性があります。

ブレーキパッドに関しても磨耗が進行している可能性が高いです。それに合わせて、ディスクローターもチェックする必要があります。

スクーター関連の駆動系に関しても、交換サイクルを迎えるパーツが増える時期です。車種によっては、メーター内のインジケーターで知らせてくれるケースもありますので、メンテナンスノートと合わせて確認する必要があります。

ミドルクラスから大型排気量にかけては、購入後も大きなメンテナンスが必要としない傾向があるため、おすすめできます。

しかし、通勤や通学をメインとする小排気量に関しては、使い方が荒いこともあり、全ての面において注意が必要です。

走行距離:20,000km以上

中古バイク 走行距離

中古車市場において、20,000kmを超えると価格が落ちる傾向があるため、手頃な価格帯が多くラインナップしています。

しかし、車両によっては購入後に多くのメンテナンスを必要とすることもあるため、バイクの知識がある方であれば、おすすめできるかと思います。

エンジン周り

中古バイク 走行距離

大型排気量のバイクに関しては、常用するエンジン回転数が低いことから、まだまだ走行できる車両が多いです。

しかし、20,000kmを超えると古い年式が多い傾向があるため、エンジンの異音やオイル漏れに十分注意する必要があります。

小排気量になると、シリンダーやピストンの磨耗が激しくなり、エンジンの寿命が縮まった状態の車両が多くなります。

そのため、購入後に多くのメンテナンスが必要となり、コストがかかってしまう可能性も。そのため、小排気量では20,000kmを超えた車両は敬遠した方が良いです。

車体周り

中古バイク 走行距離

排気量や車種に関わらず、タイヤやブレーキ周り・駆動系パーツの磨耗具合に十分な注意が必要となります。

しかし、販売状態で新品に交換してあるケースや交換して間もないこともあり得ます。バイクに詳しくない方は、販売店の方と十分に話し合ってください。

20,000kmを超える車輌は、手頃な価格帯となる代わりに、専門知識を要するケースが多いです。そのため、購入後も自分で修理することを楽しめるような方におすすめかと思います。

事故車を見分けるコツ

中古バイク 走行距離

これまで、距離数別に注意すべきポイントをご紹介してきました。一方で、距離数では判断できない、事故車に遭遇してしまう可能性もあります。

事故といっても様々なシチュエーションがありますが、大きな衝撃が加わることは共通しています。

そのため、メインフレームやスイングアーム、フレームのネック部に強い衝撃が加わった場合、傷やヘコミ・塗装の剥がれがあるケースがあります。

そういった車両は、事故車を修理して販売している可能性があります。

そのほかにも、フロントフォークの歪みやハンドルの曲がりなどが生じている可能性も。

これらを中古車から発見した場合は、販売店に確認することをおすすめします。

まとめ

中古車市場には、カスタムしてある車両から希少価値のある車両まで、幅広い選択肢が魅力の一つです。

しかし、選択を誤ってしまうと、購入後に大きな出費となる可能性があるため、中古車の購入を検討している方は、記事に記載させていただいたコツを参考にしていただければと思います。

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