遊園地の遊具として誕生したモンキーは、その人気から公道を楽しめるバイクとして50年ものあいだ、老若男女問わず愛されたバイクです。そのモンキーが新排気ガス規制の施工とともに、生産終了することが正式に決まりました。
今回は、生産終了を記念して発売されることが決まった「モンキー50周年記念スペシャル」の仕様や価格、予約方法などの詳細についてご紹介していと思います!
モンキー50周年スペシャルの仕様
今回発売された特別仕様は、フロントフェンダーからヘッドライト・燃料タンク・リヤフェンダーにかけてスチール製で精巧に製作されたものに、耐久性が高く仕上がりが美しいメッキ外装が特長的です。
タンクやサイドカバーにあしらわれたエンブレムは、50年前のエンブレムを復刻したものを採用し、ファンには堪らないものとなっています。さらに、メインキーにも特別なデザインを採用することで、細部にわたってオーナーの所有感を満たすものとなっています。
シートには、「これぞモンキー」と言わんばかりのモノトーン調のチェックが目を引き、さらにブラックアウトされた足回りとエンジン周りが渋い演出となっています。
これらの組み合わせにより、メッキ外装を採用しても派手すぎず、ファンのみならず誰にでも愛着が湧くような仕上がりとなっています。
モンキー50周年スペシャルの予約について
今回発売される「モンキー50周年スペシャル」の購入方法は少し特殊なものとなっています。まず、事前に「商談予約」を専用サイトにて予約する必要があります。
今回の特別仕様車は「500台」の限定生産となっていますので、予約期間内に5oo以上の予約が集まった場合、公開抽選で商談権利者を決めるそうです!
発売前から大きな話題となっているだけあり、早めの予約はもちろんのこと、運までも試される今回の特別仕様車。
詳細は以下のようになっています。
期間:2017年7月21日〜2017年8月21日
予約サイト:モンキー・50周年スペシャル オーダーエントリーフォーム
http://www.honda.co.jp/motor-order/monkeysp/
限定台数を上回る場合、公開抽選にて商談権を決めます。
まずは商談権を得れるかどうか、購入を検討している方からすればヒヤヒヤしますが、そこも楽しみの一つとして、まずは専用サイトにアクセスしてみてくださいね!
モンキー50周年スペシャルの発売日
正式な発売日はアナウンスされていません。これは専用サイトから事前に予約をし、商談件を勝ち取った方にのみ知らされる可能性があります。
普通のバイクのように、販売店にある在庫を購入する仕様ではないため、権利を勝ち取った方のみの楽しみとなりそうです!
モンキー50周年スペシャルのカラーリング・価格
発売が決定している「モンキー50周年記念スペシャル」のカラーリングは、写真のメッキのみとなります。また、新車価格については「432,000円」となります。
50ccクラスのオートバイではかなり高めの価格帯になっていますが、特別なメッキが施された高級感のある仕上がりと、最終モデルならではの特別感は価格が高いことを感じさせません。
通常モデルであれば、販売店によって値引きがされるケースがありますが、このモデルに関しては、完全受注予約モデルのため値引きがされることもなさそうです。
新型モンキーの話題
現在、生産終了が決まっているモンキーと同じレベルで話題となっているのが「新型モンキー」です!これは、アセアンのモーターショーで披露されたコンセプトモデルになりますが、タンクやサイドカバーには「モンキー」と称されていることが確認できます。
新型モンキーの仕様
写真で見る限り、ベースとなっているのは「グロム125」と思われます。エンジンやフレームはグロムに似ていますが、シートレールに関してはオリジナルのものとなっているようです。
足回りは12インチ化され、大型のブロックタイヤがタフさを演出し、大きくなった車体でもモンキーらしさが演出されたタンクの形状などは愛嬌を感じます。
新型モンキー発売日や価格
50ccという排気量は日本特有のものであり、この排気量で新型を生産しても世界的に拡散できないことから、50ccでの新型モンキー生産は考えにくいです。この流れはヤマハやスズキにも見られ、世界戦略車として一つのモデルに小変更を加え、世界的に拡散する流れを見るとモンキーも125ccで発売される可能性が高いです。
おそらく、2018年の東京モーターサイクルショーでは「新型モンキー」としてお披露目されるのではないかと思います。もうすでに写真のように形となっていますからね、期待してしまうところです。
気になる価格帯ですが、グロムをベースとしている可能性があるため、グロムよりも少し割高で発売されると予想しています。これは、FRP外装のグロムに対して、スチールの押し出し材などを仕様するモンキーはコストがかかると考えられるためです。
まとめ
50年もの長い歴史に幕を閉じることになったモンキーの特別仕様車「モンキー50周年スペシャル」についてご紹介しました!無事に商談権を得て、購入できることをお祈りしております!
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