2015年に国内販売を開始したMT-25は、兄弟車であるMT-03とともにラインナップされ、国内の人気カテゴリーである250ccクラススポーツバイクカテゴリーのネイキッドモデルとして、人気を得ています。
YZF-R25をベースとし「大都会のチーター」をイメージしたという250ccながら、マッスルボディが特徴のデザインで、通勤・通学からツーリングまで幅広い用途に使用できるメリットがあります。
今回は2017年モデルとしてマイナーチェンジした、YAMAHA MT-25のインプレから性能面の評価、ツーリングでの評価などをまとめて、ご紹介させていただきますので、是非とも参考にしてみてください!
2017年モデル MT-25の変更点
2017年モデルで2年目となるMT-25は、カラーリング変更のマイナーチェンジをする形で、前年モデルからの熟成されたスペックを踏襲した仕様となりました。
2017年唯一の変更点となった、カラーリングの設定を見ていきましょう!
ディープパープリッシュブルーメタリック
ブラック
シルバー8
写真では見づらいのですが、タンクにあしらわれたエンブレムは、反射色を採用しており、どのカラーにも都会的で高級感のある演出がされています。
モトGPや全日本ロードレースでもお馴染みとなったブルーと、マッスルボディにフィットする渋みのあるブラック、都会的かつ未来的な印象のシルバーの計3色の設定となっています。
2017年にラインナップされているMT-07やMT-09、MT-10にも共通したカラーリングで、人気カラーとなっているシルバー×イエローがMT-25にも採用されており、こちらでも人気色となりそうですね!
MT-25の公表されているスペック値
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-25/index.html
YZF-R25をベースとして製作されているMT-25ですが、フロント周りや細部の構造でMT-25特有の変更があるため、スペック値で見ると違いがありますので、数値をチェックしてみましょう!
全長×全幅×全高 | 25m099mm×745mm×103m |
シート高 | 780mm |
ホイールベース | 1380mm |
車輌重量 | 165kg |
燃費 | 34.6kn/L (60km/h) 2名乗車時 |
エンジンの種類 | 水冷DOHC4バルブ直列2気筒 |
最高出力 | 31kW (42PS) / 10,750rpm |
最大トルク | 30N・m (3,0kgf・m) / 9,000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
YZF-R25よりもカウリングがない分、軽量となっており、都会的な走り機敏に走ることをコンセプトとしているMT-25にとって、最適化された仕様となっており、これらは軽快なハンドリングや入り組んだ道など、コンクリートジャングルを軽快に走ることができます。
また、大容量の燃料タンクと燃費の良さが寄与して、中長距離のツーリングなどで給油回数を減らし、ガソリンスタンドがない田舎道なども果敢に入ることができます。
最高出力や最大トルクもクラス最高峰のスペックを誇る仕様をMT-25は、デビューイヤーから熟成されてきたモデルとなります。
MT-25のインプレからみる、エンジン性能の評価
エンジンユニットは、YZF-R25をベースとしており、その高いスペックは多くのライダーから高評価を得ていますが、MT-25に搭載された場合の相性などはどうなのでしょうか。
高回転型の特性を持つエンジンは、そのキャラクターゆえに回転数をある程度回して、中高回転域に設定されているパワーバンドに入れて走りを楽しむ特性となっています。
そのため「大都会のチーター」と称されたMT-25には、低速トルクが力強い特性の方が相性は良いはずですし、そちらの方がストップアンドゴーが多い都会的な走りの場面で、エンストをする心配もなく快適に走行できるはずです。
しかし、MT-25の軽量化されたシャシには相性が良いようで、パワフルながら扱いやすいパワーが、コンクリートジャングルをヒラヒラと快適に走行でき、高回転型ではあるものの、低速域で乗りづらく感じることはなく、女性や初心者の方でも安心して乗ることができるエンジン特性となっているようです。
MT-25のインプレからみる、走行性能の評価
2017年モデル MT-25の走行性能を語る上で、最大の特徴となるのが、軽快で癖のないハンドリングと、機敏でスポーティーなコーナリング性能にあります。
YZF-R25に比べ、フロントフォークの突き出し量を増やし、フロント周りのカウリングを排除することで、ハンドル周りの重量を軽量化することができ、軽快なハンドリングと機敏でスポーティーなコーナリング性能を生み出しています。
車体が軽く、ハンドルの切れ角も十分に確保されたMT-25は、取り回しもしやすく、街乗りやツーリング先でエンジンを停止した状態でバイクを押し引きする際に、力のない女性や初心者の方でもバイクをひっくり返してしまうような心配が少なく、安心して取り回しができるのもメリットの一つです。
また、YZF-R25譲りの前後サスペンションやホイールを軽量なシャシに組み合わせることで、ツーリング先でのワインディングやサーキット走行などのスポーツ走行の際には、ベテランをも満足させる軽快な走行性能を発揮し、中高速域ではしなやかで減衰の効いた乗り心地を実現しています。
軽量パワフルなMT-25の走行性能は、様々なシチュエーションで、初心者の方だけでなく、ベテランの方も唸らせる特性を持っています!
MT-25のインプレからみる、足つき性の評価
バイクを購入する上で、重要視される項目の一つであるMT-25の足つき性をチェックしてみましょう!
MT-25に設定されているシート高は、780mmとなっており、他社のライバルと比較するとどのモデルも横並びの数値となっています。
数値的には低めの設定となっており、横幅のシャープなシートを採用することで数値以上に足つき性が良く感じられ、165cmの方が跨っても両足のつま先をしっかりつけることができるレベルとなっています。
この足つき性であれば、女性や初心者の方でも安心して跨ることができますし、車体が軽いこともあって、信号待ちや高速道路の料金所などアイドリング状態でバイクを停止する際にも心配することがなさそうです!
MT-25のインプレからみる、ツーリングでの評価
ネイキッドスポーツモデルである、MT-25はツーリングにおいてどのような評価となっているのか、チェックしてみましょう!
MT-25の特徴でもある、軽量な車体とパワフルな特性が、どのシチュエーションでも気軽に走行できる仕様となっており、ツーリング先での荒れた路面やワインディングでも軽快に走行することができます。
また、大きな燃料タンクと燃費の良さが寄与し、長い後続距離を稼げるメリットがあり、大型バイク顔負けの航続距離で給油回数を減らすことができるのは、ツーリングにおいて大きなメリットとなっています。
ツーリングにおいてはネガな部分もあり、ネイキッドスタイルのMT-25は小型のスクリーンを装着しているのみなので、高速道路などでのスピード域の高い場面で、走行風をもろに受けてしまうデメリットがあり、走行する距離が長距離になるほどライダーへの負担が増えてしまいます。
また、軽快で機敏なコーナリング性能をもつ代わりに、高速道路などでの直進安定性に不安があり、強い横風などが吹き付けた場合に、少し不安になるケースがあります。
しかし、機敏で都会的な走りに重きを置いているMT-25にも関わらず、ツーリングに行くには十分なスペックのため、先ほど挙げたデメリットを含めても快適なツーリング性能を誇っているに値するバイクに仕上がっています!
まとめ
2017年にマイナーチェンジをしたMT-25のインプレからエンジン性能や走行性能、ツーリングでの評価などをご紹介させていただきました。
2017年のMTシリーズに採用されているシルバー×イエローを採用するなど、性能面でもデザイン面でもさらに都会的なイメージを強めた仕上がりとなったMT-25は、世代や性別を超えて楽しいバイクライフを送るための楽しさを提供してくれる仕上がりとなっているようです!
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