国内では125ccクラスのスクーターモデルが利便性を求めるライダーの要望に答え続けています。スズキからは、110ccと独特な排気量のアドレス110をブラッシュアップして新たに発売することが決定しました。
今回は新たに変更になったポイントを中心に、スペックのインプレ、最高速度、燃費やツーリング性能に関する話題を交えてご紹介したいと思います。
2018年モデル 新型 アドレス110の主な仕様
2018年モデルの新たな仕様のポイントは、新排気ガス規制をクリアしたエンジン仕様になったこと。
さらに新たに採用されたポップでセンスフルな4色のカラーリングを採用したことです。
スクーターモデルは125ccクラスのモデルが主流になっているカテゴリー。そのなかで、独創的なスタイルと仕様がよりライトで実用的な要素でライダーを満足させるでしょう。
2018年モデル 新型 アドレス110のカラーリング
トリトンブルーメタリック

ブリリアントホワイト

アイスシルバーメタリック

タイタンブラック

2018年モデル 新型 アドレス110のスペック

全長×全幅×全高 | 1845mm×665mm×1095mm |
車両重量 | 99kg |
ホイールベース | 1260mm |
シート高 | 755mm |
エンジンの種類 | SOHC空冷単気筒エンジン |
排気量 | 112cc |
最高出力 | 8.8PS |
最大トルク | 0.88kgf |
燃料タンク容量 | 5.2L |
燃費性能 | 48.9km/L |
2018年モデル 新型 アドレス110のインプレ

アドレス110の特徴は、車両重量100kgをきる99kgと超軽量設計であること。このスペックは、ライバルと比較してもかなり軽い仕様になっています。
さらにシート高が低いこともあり、女性の方にも気軽に乗ることができるでしょう。
エンジンパワーは8.8PSと控えめな印象ですが、ライバルよりも圧倒的に軽量化された車体との相性もあり、鋭い加速感を体感することができます。
平均速度が上がる幹線道路においても、普通車と変わらぬ走りができることも嬉しいポイントの一つ。
少し距離が伸びがちな通勤でも、快適な走行性能でサポートしてくれるでしょう。
2018年モデル 新型 アドレス110のツーリング性能

110ccと独特な排気量を採用しているアドレス110。さきほどご紹介したように、公道での機動力や快適性は優れたものがあります。
しかし、高速道路を走行できない排気量であることは、唯一のデメリットになることも。
細身な大径タイヤを採用していますが、長距離走行においてもクッション性の良さで疲れにくいライディングを体感できます。
シート下の収納スペースもかなり確保されていますので、ツーリングに必要なレインウエアなどを楽々収納することもツーリング性能が優れていることを証明しています。
2018年モデル 新型 アドレス110の燃費

先ほどのカテゴリーでは、アドレス110のツーリング性能が優れていることをご紹介しました。その大きな要因として、燃費性能が優れていることも含まれています。
リッター48.9km/Lものスペックを誇るアドレス110は、かなりの航続距離を確保することも可能に。
ガソリンスタンドが少ない、山道に入るときにも事前の準備があれば不安は解消されるでしょう。
通勤など市街地を走る際にも、給油の頻度を少なくできるのは嬉しいポイントですね。
2018年モデル 新型 アドレス110の発売日

発売日:2018年3月26日
すでに発売を開始している新型アドレス110。
スズキのスクーター取扱店であれば、購入することが可能です。正規販売店であれば、4色すべてをチェックすることができるかもしれません。
2018年モデル 新型 アドレス110の価格

新車価格:213,840円
ライバルと比較すると、新車価格がかなり手頃な設定に。50ccクラスのバイクと同等か、それ以上に安い設定なのは驚きですね。
安いのにクオリティを上げている点は、スズキのこだわりを感じることができます。
2018年モデル 新型 アドレス110の最新動画
2018年モデル 新型 アドレス110の最高速度

某媒体のサーキット走行チェックによると、110km/hを記録したようです。これだけのスペックがあれば、街乗りを利用した中距離ツーリングも快適なのも納得ですね。
さらにマフラーや駆動系をカスタムすれば、さらに最高速を伸ばすことができそうですね。
まとめ
スタイリッシュなデザインに取り回しの良さと軽快さをパッケージングしたアドレス110。おまけに21万円台とリーズナブルな価格帯はライダーを納得させるのに十分な内容です。
ツーリングもできる街乗りスクーターを探している方は、アドレス110を是非ともチェックしてみてください。
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