タイやインドネシアを中心に人気のホンダ CBR150R。
日本国内ではマニアックな存在ですが、CBRシリーズの末っ子としてハイスペックな性能を誇るスポーツモデルです。
アセアン市場では、早くも2018年モデルがリリースしたとの情報をキャッチしました。CBR150Rの国内販売や価格、最高速や燃費等の情報をご紹介したいと思います。
2018年モデル 新型 CBR150Rの特徴とスペック
150ccと小さい排気量のCBR150Rですが、CBR1000RRの片鱗を感じるような仕上がりの高さがポイントの一つ。
まずは、見どころとなるポイントとスペックをチェックしていきましょう。
スペック
全長×全幅×全高 | 1983mm×694mm×1038mm |
車輌重量 | 135kg |
ホイールベース | 1311mm |
シート高 | 787mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷単気筒エンジン |
排気量 | 149cc |
最高出力 | 17.1PS |
最大トルク | 1.4kgf |
スーパースポーツバイクライクなデザインには、150ccながら大型な車体サイズを採用。
シート高は787mmと高めの設定で、足つき性よりもスポーツライドのさいのコントロール性を重視したポジションになっているようです。
しかし単気筒エンジンを搭載していることもあり、車輌重量は軽めに設計されています。バイクを押し引きするときや低速域での扱いやすさは抜群でしょう。
灯火類は全てLEDの豪華仕様
ヘッドライトやポジションライトをはじめ、テールライトやウインカーまでもがLEDを採用。デザイン性と安全性の高い灯火類は、エッジの効いた外装に美しくフィットしています。
メーターは大型のフルデジタルを採用。モトGPバイクを彷彿とさせるコクピット周りがライダーをやる気にさせます。
スポーツバイクらしい構成パーツたち
強烈なパワーを引き出す「6速DOHCエンジン」を搭載するCBR150Rは、フレームや足回りの構成パーツも豪華です。
ホンダの伝統的なトラスフレームを採用し、アルミ製エンジンハンガーでエンジンをマウント。最適化された剛性としなりを生み出したハイスペックな仕様に。
リヤサスペンションは、CBR1000RRでもおなじみのプロリンクマウントを採用。低速域から高速域にかけて優れた摺動性を発揮します。
150ccと小排気量バイク離れした、ハイスペックな装備で街乗りからサーキットまで楽しめそうなスペックを採用しています。
2018年モデル 新型 CBR150Rのカラーリング



タイやインドネシア仕様として公開された2018年モデルには、4色のカラーリングがラインナップ。
ワークスカラーのレプソルカラーをはじめ、ストリートシーンを彩るスタイリッシュな3色は攻撃的なデザインにフィットしています。
2018年モデル 新型 CBR150Rの最高速度と燃費

パワフルな6速DOHC水冷エンジンを搭載しているCBR150R。
これだけハイスペックなバイクであるとわかると、最高速度がどれくらい出るのかも気になるところですね。
web上の口コミ情報なども参考にして、走行性能に関するインプレや燃費についてもリサーチしていきましょう。
最高速度などのインプレ
海外の情報によると、CBR150Rの最高速度は130km/hを記録したようです。
17.1PSもの最高出力を発揮するCBR150Rは、優れたパワーウエイトレシオを誇っています。そのため150ccながら十分な最高速度を出せるのですね。
単気筒エンジンを搭載していることもあり、特筆すべきポイントは低中速域のパンチの効いたトルク感です。DOHCを採用することで、さらにレスポンシブなアクセルワークで機敏な走行性能を発揮。
最高速度までに使用する低中速域で、ワインディングをスポーティーに走行するのが、このバイクの醍醐味になりそうですね。
燃費について
2017年モデルの情報によると、40km/Lほどの燃費性能を実現しているようです。ちなみにこの数値は、街乗りを想定した実燃費とのこと。
小排気量単気筒エンジンの大きなメリットの一つですね。
低中速域のパワフルな特性を活かし、高速道路を走行しても十分な走行性能を発揮するCBR150R。日本国内の道路事情にも最適なバイクといえそうですね。
2018年モデル 新型 CBR150Rの購入方法

2018年モデルはタイやインドネシア仕様として発表されましたが、日本国内では未発表モデルです。
実は日本国内内では正規モデルとして購入できません。購入するためには、逆輸入車として購入する必要があります。
多くの逆輸入車を取り扱う「レッドバロン」や「ソックス」などで販売実績があり、2018年モデルの販売にも期待したいところです。
2018年モデル 新型 CBR150Rの新車価格

2018年モデルが国内販売していることが確認できませんでした。ここでは2017年モデルの情報を参考にしてリサーチしていきましょう。
逆輸入車取扱店舗の多くは、CBR150Rを35万円付近で販売する傾向がありました。
国内正規モデルとは違い、販売店がそれぞれ独自のルートで入手する逆輸入車。そのため設定される新車価格は、店舗によって差異がでています。
レプソルカラーだけが38万円付近と高めに設定されていました。2018年モデルに関しても、同じような価格帯に設定することが想定できます。
2018年モデル 新型 CBR150Rの最新動画
まとめ
ホンダのCBRシリーズやCBシリーズは、今や小排気量クラスでもハイスペックな仕様を採用するようになりました。150ccだと物足りないイメージがありましたが、今回の調査でそのイメージは完全に覆りました。
その気になればサーキット走行だって楽しめる、バイクの楽しさの幅を広げてくれる器の広さがCBR150Rの魅力でしょう。
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