日本国内では、125ccクラスのスクーターは通勤や通学などで使用されることが多いモデルで、コンパクトな車体と車輌重量の軽い、細かい道が多い都会的な走りを想定した仕様が多くラインナップされています。
そんななか、2018年モデルとなるカワサキJ125は、250ccクラスのビッグスクータークラスの車体サイズを採用したサイズを活かした走破性が高く、質感の高い仕様となっています。
日本での発売や購入価格、スペックやインプレについてまとめています。
2018年モデル J125の基本装備とスペック
全長×全高×全幅 | 2235mm×800mm×1285mm |
シート高 | 775mm |
車輌重量 | 182kg |
ホイールベース | 1555mm |
エンジンの種類 | 水冷SOHC単気筒4バルブ |
最高出力 | 13PS |
最大トルク | 1.1kgf・m |
燃料タンク容量 | 13L |
250ccクラスのスクーターと同等のフルサイズを採用していることもあり、シート高は775mmと125ccクラスのスクーターでは高めの設定となっています。
さらに、車輌重量が重く、最高出力がパワフルなことから、安定性に優れたモデルと言えそうです。
カワサキがラインナップするネイキッドライン「Zシリーズ」のスポーティーでエッジの効いたデザインを彷彿とさせる外装とインナーは、利便性が高いモデルながら、乗り手のアグレッシブな一面を引き出す仕上がりとなっています。
また、エッジの効いたデザインに装着されるテールライトには、シャープでキレのあるLEDテールライトが洗練された高級感を演出しています。
2018年モデルとなるJ125に採用されるエンジンは、13PSものハイパワーを出力する水冷SOHC単気筒エンジンを搭載することで、低燃費かつ低中速域でのトルクフルな仕様で、街乗りから中距離のツーリングまで力強い走りを実現しています。
ブレーキ周りには、シングルディスクながら放熱性に優れたウエーブディスクを採用し、高性能なABSと組み合わせることで、パワフルな走りを優れた安全性と制動力でライダーをサポートしています。
フルサイズスクーターらしく、大容量のシート下収納スペースには、シートを開閉した際に、急にシートが落ちて閉まらないよう、油圧式ダンパーを備えるなど、さりげない演出も。
アグレッシブな走りとフルサイズの車体を活かした走破性から、通勤や通学をラグジュアリーにこなすことができる仕様となっています。
2018年モデル J125のカラーリングや日本発売について


2018年モデルとなるJ125は、カワサキらしい色あざやかなグリーンが差し色となるブラックと都会的でシンプルなグレーの2色展開となっています。
現在日本での発売予定はありませんが、125ccクラスのスクーターは、欧州やアセアンだけでなく、日本国内でも人気カテゴリーとなっていることから、スクーターモデルをラインナップしないカワサキから発売を待望する声もあり、東京モーターショーでの展示にも期待がかかるモデルです。
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