バイクの売却を検討している方にとって、売る時期が重要なことはご存知でしょうか。
バイクの年式やモデルチェンジのタイミングを把握することで、バイクを売るときに思わぬ価格がつくこともあります。
今回の記事では、バイク売却時に後悔をしないような情報はもちろんのこと、納得のいく金額にするためのコツも合わせてチェックしていきましょう。
バイクを高く売るための条件
バイクを売るためには、最適なタイミングを把握することが重要です。
そのタイミングについてお話しする前に、まずは売却前にバイクを高く売るために把握しておきたい条件をかんたんに整理しておきましょう。
これらの条件を満たした状態で最適なタイミングで売却することができれば、高い値段でバイクを売ることができます。
上記の条件を参考にして、まずはバイクの状態を細かくチェックしておきましょう。
バイクを売るのに最適な時期
バイクを高く売るための条件を確認できたら、売却するために最適なタイミングについてご紹介したいとおもいます。
ここでは、3つの最適なタイミングについて世間の流れとリンクした理屈を交えて説明していきます。
3月~4月
バイクを売るときに、一番値段が高くつくと言われているのが「3月から4月」です。
4月は進学や就職を控えた新生活を迎える方が多く、その生活のためにバイクを購入する方が最も増える時期です。
5月はゴールデンウィークが控えていることから、大型連休を利用したロングツーリング前にバイクを購入する方が増えることも特徴的です。
できれば3月から売却に向けた準備を進めて、3月中に売ることが最も高値を狙うチャンスと言えるでしょう。
買取業社やバイク販売店によっては、買取キャンペーンを実施する傾向があるのもこの時期です。
また、4月に入ってしまうと所有しているバイクに軽自動車税がかかってしまうので、そういう意味でも3月中にバイクを売るのは良いタイミングと言えます。
コチラの記事で詳しく書いてあります。
6月~7月
6月は梅雨を迎える時期のため、売るタイミングとしては意外に思う方もいるかもしれません。
しかし梅雨が明ける7月から8月にかけては、夏季休暇を利用したロングツーリングを楽しむライダーが増える時期です。
中古バイクの需要が伸びる時期でもあるため、2番目に値段がつきやすい時期となります。
ただし最近では温暖化による気温上昇が顕著なため、夏のツーリングを敬遠するライダーが増えていることも事実です。
車検や保険の関係で3月から4月の売却が難しい場合は、「6月から7月」の売却を検討してみてはいかがでしょうか。
11月~12月
この時期は気温が下がる冬に差し掛かるため、バイクに乗らないライダーが増える時期です。
しかし12月にはボーナスを受け取る時期が来るため、中古バイクの売り上げが伸びるタイミングでもあります。
この時期に売却を検討する場合、11月から売却の準備を進めて、12月のボーナス時期前に売ることを決断した方が良いでしょう。
特にボーナス時期という決まった時期に照準を合わせるため、この時期を過ぎると価格が下がる傾向があります。
このように中古バイクが売れるタイミングを的確に把握し、その少し前に売却をすることで高い価格がつきます。
上から順番に優先順位が高くなりますので、売却検討している方は必ずチェックしてみてください。
バイクのモデルチェンジのタイミング
バイクはカテゴリーにかかわらず、1年に1回モデルチェンジをします。モデルチェンジ時期は、3月・6月・9月が多いです。
この時期についても、メーカーやジャンルによって大きく変わるため、事前にメーカーの情報をチェックする必要があるでしょう。
モデルチェンジといっても、バイクの構造が大きく変わるものからカラーチェンジでモデルチェンジするものもあります。
バイクを売るときにチェックしておきたい、モデルチェンジの種類と売却価格の傾向をご紹介します。
フルモデルチェンジ
バイクのデザイン・エンジン・シャシ、ほとんどの仕様が変更になります。
フルモデルチェンジを迎えた前年モデルの価格は大幅に下がる傾向があります。
そのためフルモデルチェンジに関する情報は、事前にチェックしてこの時期を迎える前に売却するようにしましょう。
マイナーチェンジ
バイクのデザイン・エンジンに小変更が加えられること。フルモデルチェンジのような大幅な変更ではないものの、バイクの印象が大幅に変わることもあります。
マイナーチェンジモデルがリリースされると、前年モデルも売却価格が下がることが特徴的です。
フルモデルチェンジほどの下がり幅ではないですが、マイナーチェンジを迎える予定があるモデルも事前にチェックしておく必要があるでしょう。
カラーチェンジ
モデルチェンジを迎えてもカラーリングのみ変更となることがあります。バイクのデザイン・エンジンには変更がないパターンですね。
このカラーチェンジの場合、さきほどご紹介した2つのパターンに比べて売却価格が大幅に下がることはありません。
それでも車種によっては価格が下がることがあるため、カラーチェンジ時期についてもチェックしておくと良いでしょう。
各モデルチェンジの周期について
モデルチェンジには、3つの種類があり、それぞれ仕様変更の内容や価格の変動について特徴があります。
ここで気になるのは、それぞれのモデルチェンジには決まった周期があるのかということ。
これについては、メーカー・バイクのジャンル・人気などに応じて、不規則にモデルチェンジを迎える傾向があります。
しかしジャンルによっては、ある程度決まった周期でフルモデルチェンジ・マイナーチェンジをすることがあります。
レースシーンで性能やスペックを求められるスーパースポーツカテゴリーは、2年から3年でフルモデルチェンジ、もしくはマイナーチェンジをする傾向があります。
また一時のビッグスクーターブームのような現象が起こると、人気のあるカテゴリーのフルモデルチェンジやマイナーチェンジが活発化することも
人気が落ちついているモデルについては、カラーチェンジのみで新型を製作する傾向があります。
このように、モデルチェンジ周期の傾向を把握して、ある程度予測を立てて売却することが希望する売却価格に近づけるコツだと言えそうですね。
バイクの年式、型式
先ほどのカテゴリーでは、バイクのモデルチェンジが1年に1回あることをご紹介しました。
このモデルチェンジを迎えたタイミングで、バイクは新しい年式を迎え、新しい型式に生まれ変わります。
ほとんどのバイクは新しい年式・方式の方が高い値段がつくことがほとんど。
しかしあるカテゴリーにおいては、例外もあります。そこでこのカテゴリーでは、例外として把握しておきたい情報をご紹介しますね。
旧車の注意点
カワサキのZ1を代表とする歴史を彩った名車は、新しい年式・型式だから高い値段がついているわけではないカテゴリーの1つ。
このような絶版車は寝かせるほど値段が高くつくものから、映画や小説で人気が再燃して価格が再び高騰することがあります。
このような希少なバイクのバイクを検討している方は、絶版車が実際にどれくらいで売買されているかをチェックするとよいでしょう。
コンペティションモデルの注意点
公道走行不可のレーサー専用モデルとしてメーカーがラインナップしているモデルをコンペティションモデルといいます。
基本的にレーサーモデルは新しい年式・方式が絶対的に高くなる傾向があります。
レーサーモデルの多くは走行距離を記録できない仕様になっているため、年式や型式が1年でも落ちると大幅に価格が下落する傾向があるため注意が必要ですね。
コンペティションモデルとして代表的なのは、YZ450F・CRF450R・KX450Fなどのモデルです。
特別仕様車、限定車の注意点
バイクによっては特別仕様・限定車としてラインナップした希少なモデルがあります。
これは車種によりますが、年式や型式が古くなっても価格が下落しにくい傾向があります。
しかし絶版車のように価格が高いまま維持されることはないため、注意しながら中古車市場をチェックする必要があるでしょう。
代表的な例として、くまモンとコラボしたクロスカブやモンキー、ベンツのAMGとコラボしたDUCATI DUABELです。
このように、ゆるキャラや四輪メーカーとコラボした車両を特別仕様車と呼んでいます。
また限定車については、ヤマハがモンスターエナジーカラーとして1300台限定で発売したモデルが代表的です。
特別仕様車のように、メーカーやキャラクターとコラボしていなくても、レプリカカラーや特別な標準装備があるモデルを限定車と呼んでいます。
まとめ
バイクを売却するときには、バイクの状態を注目しがちですが、重要なタイミングを把握することも大切です。
大切にしていたバイクを少しでも価値のある状態で売るためにも、今回の記事を参考にしていただけると幸いです。
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