アプリリアから2サイクルエンジンを搭載したエキサイティングなスクーターモデル「SR50R」の2019年モデルが新たにリリースされました。
さらに厳しさを増す環境規制をクリアしたSR50Rは、クリーンなエンジン仕様と従来のパワフルなエンジン性能を両立させているようです。
今回の記事では新型SR50Rの特徴を中心に、発売日などの詳細やインプレ関連情報を交えてチェックしていきましょう。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rの仕様
2019年モデルで新たに採用された仕様は、現代のバイク業界ではSR50Rが異端児となるほど異例のブラッシュアップでした。
注目すべきポイントは大きく分けて2つ。気になる情報を一つずつチェックしていきましょう。
希少な2サイクルエンジンの搭載

欧州や日本国内を中心に施工された2017年の新排気ガス規制はバイク業界を揺るがすものでした。
多くのモデルは生産中止に追い込まれるなか、アプリリアは敢えて2サイクルエンジンを搭載したSR50Rをブラッシュアップして新型モデルを投入しました。
今回の規制で2サイクルエンジンのラインナップがほぼ全滅していくなか、水冷2サイクルエンジンでレーシーな加速感を2019年以降も味わうことが可能になりました。
ハイスペックなシャシ

パワフルなエンジンパワーを支えるシャシにもアプリリア独特のこだわりが詰まっています。
スクーターモデルの多くは後方にエンジンをレイアウトするため、リヤ荷重になる傾向があります。このSR50Rも例外ではありませんが、シャシをフロント荷重に設定することで全体のバランスを均等に保っています。
バランスよく荷重がかかることで、安定感のあるトラクション性能をあらゆる走行シーンで体感することができます。
2019年モデルでは、他にもサイレンサーカバーや新型エアフィルターの採用など、小変更をメインに従来のSR50Rのハイセンスな仕様を実現しました。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rのカラーリング
レーシングブラック

レーシングホワイト

フルーオレッド

ブラッシュアップされた車体を彩るカラーリングは全部で3パターン。
どのカラーリングもアプリリアらしいレーシーながらスタイリッシュなデザインを採用。マニアックな層だけでなく、ハイセンスな仕上がりに妥協できないライダーにも最高の仕上がりになっています。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rのスペック

エンジンの種類 | 2ストローク水冷単気筒エンジン |
最高出力 | NA |
最大トルク | NA |
燃費性能 | NA |
燃料タンク容量 | 7L |
気になる最高出力や最大トルクなどのスペックは公開していませんでした。
発売から20年が経つSR50シリーズは、スペック競争を勝ち抜いてきたハイスペックなエンジン性能と走行性能が特徴的です。
ここでは数値が明らかになりませんでしたが、間違いなく前年モデルまでの力強い走行性能がポイントになるでしょう。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rのインプレ

50ccクラスのスクーターモデルとは思えない車体サイズと存在感が印象的なSR50R。
ホイールサイズは13インチを採用し、前後にディスクブレーキを組み合わせたハイグレードな仕上がりが圧倒的な存在感を構築しています。
エンジンパワーは4サイクル125ccクラスのパワーを凌駕するほど。ゼロ発進からの加速性能は、4サイクルエンジンでは体感不能のレーシーなポテンシャルを発揮します。
また、フロントフォークのインナーチューブはゴールドにアルマイトされていて、仕上がりと摺動性の高さを感じさせる仕様に。
便利な機能や電子制御パーツの採用は控えめですが、利便性を求めたというよりも走りを追求した快速スクーターといったほうがマッチします。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rの価格

新車価格:324,000円
2019年モデルのSR50Rの新車価格は前年モデルから大きな値段変更はありませんでした。
国内二輪メーカーのライバルと比較すると高く感じるかもしれません。
しかし、現代では希少な存在となった2サイクルエンジンモデルをこの価格帯で手に入れることができるのは、バイク好きにとっては朗報と言えるでしょう。
2019年モデル 新型 アプリリア SR50Rの発売日

発売日:2018年11月30日
11月末からアプリリア取扱店を中心に販売をスタートします。
アプリリアを取り扱う店舗は国内では少ないことから、気になる方は事前に店舗情報をチェックしてみてくださいね。
日本国内の取り扱い台数には限りがある傾向があるため、購入を検討している方は事前予約を入れた方が賢明かもしれません。
まとめ
いまでは希少な存在となったアプリリア「SR50R」は、新型モデルとして日本国内でも手に入れることが可能になりました。
エキサイティングな2サイクルモデルは、利便性よりも本格的な走りを追求したいライダーにおすすめしたいモデルです。日常のバイクライフに刺激が欲しい方は是非ともチェックしてみてください。
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