欧州のモーターショーで、ハスクバーナが初公開したSVARTPILEN 401・701は、先進的なデザインとこれまでの概念を覆すようなモデルです。
欧州をはじめ、日本国内でも発売を開始した同モデルは、ハイセンスなデザインを採用したことからファッション誌にも数多く登場しています。
今回の記事では、SVARTPILEN 401・701のスペックやインプレ、価格、気になる足つき性について紹介していきます。
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701の特徴について
SVARTPILEN 401・701には共通点が多く、どちらかの魅力を知ることは両車の良さを発掘することにもなりそうです。
たくさんある魅力的なコンテンツのなかから、いくつかのカテゴリーに絞ってSVARTPILEN 401・701の魅力をチェックしてみましょう。
シンプルでパワフルなシングルエンジンを搭載
SVARTPILEN 401・701ともに搭載しているエンジンは、シングルエンジン。
400ccを超える排気量のバイクは、多くがパラレルツインやマルチエンジンを搭載する傾向があるなかでは、異例のエンジンレイアウトですね。
SVARTPILEN 701にもシングルエンジンを搭載したことは驚きですが、ベースになっているのはKTMのDUKE390、690です。
トルクフルなエンジン性能をイメージしがちなシングルですが、低速から鋭いレスポンスを発揮。
気になる振動もバランサーをシリンダーヘッド前側に設置したことで、中高回転域でも疲労感を感じにくいでしょう。
車両重量を大幅に軽量できることも大きなメリットの一つ。SVARTPILEN 401・701を楽しむうえで、このエンジンは最大の注目ポイントです。
革新的なヨーロピアンデザイン
タンクからサイドカウル、シートカウルへとスクエアデザインを採用したデザインが特徴的なSVARTPILEN 401・701。
一体感のあるエクステリアは高級感のなかにも、遊び心を散りばめたハスクバーナ特有のハイセンスなもの。
低く構えたセパレートハンドルは、トップブリッジと一体とした特殊な仕様を採用しています。
どのような乗り心地や機能を発揮するのか、これまでの概念では想像しがたい突き抜けたデザインが唯一無二の存在感を放っていますね。
スポーティーな走りを支える装備
エンジンがDUKEベースであれば、フレームやスイングアームなどの多くのシャシもDUKEの構成を踏襲しています。
サスペンションにはWP製サスペンションを前後に、ラジアルマウントキャリパーとABSを組み合わせたハイスペックな足回りが欧州車らしいですね。
401にはスポークホイールを標準装備したオフロードテイストな一面があり、701にはスーパースポーツバイクを彷彿とさせる仕様が印象的ですね。
高級感のある仕上がりを演出する装備
独特なネイキッドスタイルを象徴する丸型ヘッドライトは、LEDを採用しています。そのほかにも、すべての灯火類にLEDを組み込み、夜間の走行も安心して走行することができます。
メーターにはクラシカルな丸型を採用し、フルデジタルとすることで優れた視認性と操作性を実現。
スイングアームから伸びるリアファンダーは、造形美が美しいエクステリアを崩さぬよう配置しています。
これまでの工業製品のアイデンティティを覆すことになるSVARTPILEN 401・701の全く新しいデザインは、バイク史にその名を残すことになるでしょう。
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701のカラーリング
SVARTPILEN 401
SVARTPILEN 701
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701のスペック
SVARTPILEN 401
車両重量 | 148kg |
ホイールベース | 1357mm |
シート高 | 835mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷単気筒エンジン |
排気量 | 390cc |
最高出力 | 44PS |
最大トルク | 3.7kgf |
燃料タンク容量 | 9.5L |
SVARTPILEN 701
車両重量 | 157kg |
ホイールベース | 1434mm |
シート高 | 830mm |
エンジンの種類 | OHC水冷単気筒エンジン |
排気量 | 690ccc |
最高出力 | 75PS |
最大トルク | 7.3kgf |
燃料タンク容量 | 12L |
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701のインプレ、足つき性
革新的なデザインが特徴的なSVARTPILEN 401・701は、ライディングポジションが独創的なことも特筆しておきたいポイントです。
外観から見てもわかるように、低くセットされたハンドルから前傾のキツさがわかる仕様です。
一度またがってみると、乗る前にイメージするものとは別物で、より前傾がキツいことが体感できるアグレッシブなライディングポジションを採用しています。
さらにフラットなシートを組み合わせたことで、乗車位置の自由度があることもポイント。
最新のスポーツバイクのように「ここに座ればトラクションがかかり、しっかりコントロールできる」といったポジションがないことが上級者向けだと感じさせます。
シート高も高めにセットしてあるため、最初は戸惑うかもしれません。
身長172cmnの方で両足のかかとが5cmほど浮くということで、ベタ着きさせるなら片足になるでしょう。足つきは決して良くはありません。
エンジン仕様はともにビッグシングルを採用していることから、トルク性能を活かした走りが魅力になりそうです。
ベースにしているDUKEと比較すると、中高速域のアグレッシブな仕様をマイルドで扱いやすい特性に味付けしてあります。
さきほどクセのあるライディングポジションだと紹介しましたが、軽量な車体と扱いやすいエンジン特性がビギナーにもオススメしたくなる要素です。
スーパースポーツバイクのように、多くの電子制御機能を搭載していないSVARTPILEN 401・701は、バイクを直感的に扱うことを楽しむことができます。
ハイセンスでクセのあるSVARTPILEN 401・701は、乗り始めてしまえばな人懐っこさを感じるシンプルでライダーの直感に従ってくれます。
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701の純正アクセサリー
デザイン・機能面で高い完成度を誇るSVARTPILEN 401・701ですが、純正アクセサリーとしてラインナップしているカスタムパーツも注目すべきポイントです。
シートやミラー、カスタムマフラーなど純正アクセサリーとしてラインナップしているパーツを手にいれることで、ライダーの好みにカスタマイズすることができます。
ドレスアップ、パフォーマンス向上、利便性の拡張など目的に合ったパーツを選ぶこともバイクライフを楽しむコツですよね。
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701の発売日と新車価格
SVARTPILEN 701
発売日:2019年6月15日
新車価格:1,355,000円
公式サイト
https://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/svartpilen/svartpilen-701/
SVARTPILEN 401
発売日:2018年4月
新車価格:777,000円
公式サイト
https://www.husqvarna-motorcycles.com/jp/svartpilen/svartpilen-401/
2019年 新型 SVARTPILEN 401・701の関連動画
まとめ
日本国内販売を開始しているSVARTPILEN 401・701は、これまでの概念を壊して新しいスタイルを作る革新的なバイクです。
ジャジャ馬的な要素があるからこそ、扱うことの楽しさと達成感を味わえることがこのバイクの醍醐味になりそうですね。
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