アドベンチャーモデルの中ではフラッグシップモデルとなる1000ccクラスは、欧州や日本国内においても人気カテゴリーとなっていますが、ヴェルシス1000は、日本国内では未だ正規販売されないモデルです。
今回発表された2018年モデルは、スポーティーなデザインとスーパースポーツのエンジン性能・最新の電子制御技術を採用したアグレッシブな仕様となっているようです。
2018年モデル ヴェルシス1000の基本装備やスペック
全長×全高×全幅 | 2270mm×895mm×1400mm |
シート高 | 840mm |
車輌重量 | 250kg |
ホイールベース | 1520mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷並列4気筒16バルブ |
最高出力 | 120PS |
最大トルク | 10.4kgf・m |
燃料タンク容量 | 21L |
カワサキからラインナップされているZシリーズのフラッグシップモデルとなるZ1000と同系統のエンジンを搭載したヴェルシス1000は、最高出力120PSのモンスターパワーを出力し、さらに路面を力強く蹴り出す強烈なトルクを発生するエンジン特性となっています。
1000ccクラスのアドベンチャーモデルということもあり、車体サイズはかなり大柄で、足つき性も高めの設定となっていることから、ツーリングから悪路などの走破性を向上させることに重きを置いた仕様となっていることが確認できます。
モンスターエンジンを搭載するフレームは、最適なしなりとねじれ剛性のあるアルミ製ツインチューブを採用し、前後サスペンションにはカワサキのスポーツバイクの多くが採用するホリゾンタルバックリンク式リヤサスペンションとインベンテッド倒立フロントフォークを組み合わせることで、ワインディングなどでもスポーティーな走りを堪能することが可能です。

2018年モデルとなるヴェルシス1000には、スーパースポーツモデルであるZX10Rが採用しているアシスト&スリッパークラッチ・高性能ABS・3モード切り替えトラクションコントロール機能・切り替え可能パワーモードなどの備えることで、軽快でライダーの意図するラインをトレースできるだけでなく、様々なシチュエーションに適合した特性を意図的に変更することが可能となっています。

また、アドベンチャーモデルとして必要不可欠な大型ハンドガードやセンタースタンドを標準装備していることもあり、林道などの悪路で枯れ木や枝が手に直接ヒットすることを防ぎ、メンテナンス時の利便性も大きく向上させています。

また、アドベンチャーモデルらしいカワサキ純正オプションパーツが豊富にラインナップされていて、トップパニアケース・サイドパニアケースをはじめとするパーツから、タフなデザインの大型エンジンガードにLEDフォグライトなど、利便性やドレスアップ感を拡張させるカスタムパーツも魅力となっています。
2018年モデル ヴェルシス1000のカラーラインナップと日本発売について



2018年モデルのヴェルシス1000のカラーラインナップは、カワサキを象徴するグリーンをはじめ、個性的なカラーリングとなるレッド、シンプルで都会的なブラックの3色展開となっています。
日本国内においても、1000ccクラスのアドベンチャーモデルは、圧倒的な人気を誇るカテゴリーであることから、2018年モデルのヴェルシス1000が日本国内で正規販売される可能性はおおいにあり得ます。
東京モーターショーで展示される可能性が高いモデルでもあります。
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