2018年のヤマハのスクーターラインナップは、大きな変革期を迎えることになりました。開発に関してはホンダが行い、デザイン面などでヤマハが協力して50ccクラスのバイクを製作すると発表されたのが記憶に新しいですね。
今回は大幅に生まれ変わることになった、2018年モデルの新型ビーノと新型ジョグに関する情報をお伝えしたいと思います。
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグの主な変更点
2018年モデルとして発売することになったビーノとジョグは、それぞれホンダのジョルノ、タクトがベースになっていることが大きなポイントでしょう。
装着されているメーターやスイッチ類、ホイールや搭載するエンジンは全てホンダのスクーターに採用されているものと共有しています。
それだとヤマハらしさがなくてメリットがないと考えることになります。
しかしホンダ特有のアイドリングストップ機能、さらには優れた制動力を発揮するコンビブレーキを装備。安全性能と燃費性能が大幅に向上したことは、絶大なメリットになるでしょう。
新型ビーノに限っては、電源ソケットを標準装備。走行中にナビを充電しながら使用し、スマートフォンを充電することも可能です。
ホンダらしさとヤマハらしいデザインが融合した、ポップで実用的なバイクだと両車には言えます。
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグの発売日と新車価格
ビーノ発売日:2018年5月25日
ジョグ発売日:2018年4月25日
共同開発第一弾は、4月25日から順次販売をスタートします。新しい歴史の幕開けということもあり、実際にバイクを見て触ったりしてみたいところですね。
ビーノ新車価格:¥199,800
ジョグ新車価格:¥167,400
ホンダと共同開発することで、アイドリングストップなどの高性能な機構が多く追加されました。
それらを踏まえて20万円を切る価格設定は、非常に良心的ですね。
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグのスペック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/1aa049f6bf4ea0b3eb6442ac9c719fed.jpg)
それぞれには共通のエンジンやシャシが採用されています。ここではスペック値から2台のバイクを比較して、参考にしてみましょう。
ビーノ
全長×全幅×全高 | 1650mm×670mm×1015mm |
車輌重量 | 81kg |
ホイールベース | 1180mm |
シート高 | 720mm |
エンジンの種類 | SOHC水冷単気筒エンジン |
最高出力 | 4.5PS |
最大トルク | 0.42kgf |
燃料タンク容量 | 4.5L |
燃費性能 | 80.0km/L |
ジョグ
全長×全幅×全高 | 1675mm×670mm×1040mm |
車輌重量 | 78kg |
ホイールベース | 1180mm |
シート高 | 705mm |
エンジンの種類 | SOHC水冷単気筒エンジン |
最高出力 | 4.5PS |
最大トルク | 0.42kgf |
燃料タンク容量 | 4.5L |
燃費性能 | 80.0km/L |
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグのカラーリング
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/b54915cc68786c3e9f3f878d587ae1e3.jpg)
共同開発とありますが、ヤマハらしいハイセンスなカラーラインナップが魅力の一つとなりそうです。
それぞれにラインナップしているカラーリングをリサーチしていきましょう。
ビーノ
マットアルタイルシルバーメタリック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/3802bd4966fa83d21208dd5aa8c074f7.jpg)
ハーベストベージュ
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/6008ce44526c9310513d67a83833223e.jpg)
バイブラントオレンジ
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/e1456b7abb2f5a716727f4b9983e0478.jpg)
カモフラージュグリーン
![](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/b04fa2202fbb934e680fdfd77cfe008f.jpg)
グラファイトブラック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/b19f36080fbf054e2d8886e8d21bb2c7.jpg)
パールアンブラウン
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/dfa70cb71520ba0ca93369266da90820.jpg)
ジョグ
タスマニアグリーンメタリック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/5c275090f05d131976a9753d212b4e48.jpg)
アトモスフィアブルーメタリック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/78db18908e6af1421e90a35131fe203d.jpg)
マグナレッド
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/aa5561a4f41ed3b495b1014cb172199b.jpg)
マットアルタイルシルバーメタリック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/505b4b42cef86726504e07e97b6dd814.jpg)
グラファイトブラック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/240540524ee12caae77d678c2950fe6e.jpg)
ロスホワイト
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/eedfa428c9640b0703dbba2ecf2ca2be.jpg)
ボルドーレッドメタリック
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/3d563ea511d6c79f4a36d61a7dc4d79f.jpg)
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグのインプレ
![ビーノ-ジョグ 2018](https://new-bike.net/wp-content/uploads/2018/04/9f94c461e4000d39701577dab1b29cf2.jpg)
ビーノとジョグには外装のデザイン以外に、多くの共通点がある車体構成を採用しています。
共同開発にあたり大きなメリットになった「コンビブレーキ」と「アイドリングストップ機能」の2つがポイントに。
コンビブレーキとは、左ブレーキ(後輪)をかけると前輪ブレーキも同時に作動することで、前後輪に絶妙なバランスの制動力を確保する機能です。
これはバイクの運転に慣れていない方や、日頃のライディングシーンにおいても抜群の安全性能を発揮するでしょう。
アイドリングストップとは、バイクが停止した状態が続くと自動的にエンジンをオフにします。その後、始動時にアクセルを開けるだけで、再びエンジンの再始動が可能な機構です。
これにより無駄な排気ガス排出やガソリンの無駄を省くことができます。燃費性能80.0km/Lという驚異的な記録は、アイドリングストップ機能が大きく貢献しているためですね。
扱いやすさや乗りやすさに加えて、優れたコスパや安全性能を飛躍的に向上させた仕様になっています。
2018年モデル 新型 ビーノ/ジョグの最新動画
ビーノ
ジョグ
まとめ
まとめ
ホンダらしさとヤマハらしさが絶妙に混ざり合った新型ビーノとジョグは、ハイセンスなデザインと優れた実用性を兼ね揃えたモデルです。
50ccクラスのバイクの購入を検討している方は、この2台を候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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