これから楽しいバイクライフを過ごそうと思っているあなた!
バイクを買ったら保険にも加入する必要があるのはご存知ですか?
保険といっても自賠責保険と任意保険の2種類があり、加入できる保険会社や補償内容もたくさんありすぎてわかりづらい一面も。
「バイクの任意保険には入らない」という方もいますが、それはNGです!
そこで今回は、バイクに乗る前に知っておきたい任意保険の基礎知識と選び方についてご紹介します。
また、保険料などの詳細な内容については複数社からの一括見積りで任せてしまうのが簡単です。
あなたにぴったりの保険を見つけて、安全・安心のバイクライフを満喫しましょう!
保険にはどんな種類があるのか
バイクの保険には、大きく分けて「自賠責保険」と「任意保険」の2種類があります。
それぞれ、大事な役割を果たしていますので、まずは大まかな内容をチェックしていきましょう。
自賠責保険
自賠責保険とは、バイクに運転する場合に必ず加入しなければならない保険です。
強制保険と呼ばれていて、更新を忘れてバイクを運転してしまうと大変なことになってしまいます。
250cc未満のバイクであれば、更新月をカレンダーにチェックしておいて、自身で加入忘れのないよう管理する必要があります。
251cc以上のバイクであれば、車検の更新時に自賠責保険の更新をする必要があります。
被害者がケガをした場合、また死亡した場合には決められた3000万円の限度額が支払われることになります。それ以上の支払いが必要になった場合、自身で支払う必要があります。
排気量ごとに保険料が決められていて、必ず加入しなければならないのが「自賠責保険」です。
任意保険
任意保険とは、数ある保険会社から任意で選んで加入することができる保険です。こちらは強制保険ではないため、法律上では加入する必要を義務付けていません。
さきほどの自賠責保険ではまかないきれない、保険会社ごとに設定された補償が万が一のトラブルをサポートしてくれます。
対人や対物、自損や故障にも対応できる補償があり、自賠責保険よりも重要な役割を果たしています。
任意保険加入料は年齢や排気量、保険会社によって大きく変わることが特徴的ですね。
任意保険に入らないのはNG!
結論から言うと、任意保険は必ず加入する必要がある保険だということ。
バイクは自動車と比較すると事故を起こしやすく、接触事故をはじめ人身事故など多くの危険がある乗り物です。
そのため、自賠責保険の保証ではまかないきれないケースが多く、任意保険に加入しなかったために、事故後にさらなる悲劇が起こることも。
事故の対象が対人なのか対物なのか、さらには自損事故においても周りを巻き込んだ事故になる可能性が高いため、必ず加入しましょう!
任意保険の補償にはどんな種類があるのか
任意保険のおおまかな特徴と必要性がわかったところで、次に代表的な補償内容をチェックしていきましょう。
任意保険は保険会社によって保険料や補償内容に違いがありますので、ここでは代表例としてご紹介しますね。
相手への賠償
対人賠償補償
保険に加入しているバイクで歩行者やドライバーなどの他人を死傷させた場合に適用されます。自賠責保険の限度額を超えた額を補填します。
この「対人賠償補償」については、事故が起きた場合にどれくらいの金額がかかるのか予想がつかない特徴があります。
そのため、任意保険加入時には「無制限」に設定することをおすすめします。
対物賠償補償
事故によってガードレールや信号機などの公的な建造物、または建物を破損させた場合に適用されます。他人の財物にたいして補填されるため、500万円から無制限まで幅広いプランを選ぶことができます。
できればこちらも「無制限」を選んでおくと安心できますね。
自身や同乗者への賠償
搭乗者傷害補償
バイクを運転していたライダー、もしくはタンデムしていた同乗者が事故に遭い、ケガや死亡してしまった場合に適用されます。
事故にあった際に、通院や入院をした場合、または部位や症状の具合によって一時金を受け取ることができます。
バイクは生身の体が露出しているため、事故の時には大きなケガをするリスクが高くなります。そのため、必ずチェックしておきたい補償の一つですね。
人身傷害補償
ライダーや同乗者が事故によってケガをしたり、死亡してしまった場合に、治療費・休業損害・慰謝料を補填してくれるシステムです。
さきほどの「搭乗者傷害補償」との違いは、過失割合や交渉が終わっていない状況でもスピーディーに対応してもらえること。
無保険傷害補償
最近増えているのが、任意保険に加入していない相手との事故です。
未加入の相手と事故を起こすと、こちらがケガや死亡してしまっても十分な補償を受けることができないことが多いです。
この「無保険傷害補償」に加入することで、相手から十分に受けることができない補償を補填してもらえるシステムです。
その他の賠償
ロードサービス
ツーリング中にバイクの故障や事故によって、自走することが不可能になることがあります。
保険会社によってはレッカー会社と提携して、万が一に電話一本でレッカー対応してくれるサービス。事故はもちろん、バッテリー上がりやガス欠にも対応してくれますよ。
対応可能距離数が保険会社によって違い、その距離を超えると別途料金がかかることがあります。できれば「距離数無制限」を選べると安心できますね。
弁護士費用特約
人身事故や単独事故、あらゆる事故に交渉ごとはかかせません。専門知識を要することもあることから、弁護士を依頼する必要もあります。
弁護士を委任した場合に、必要となった金額を補填してくれるのが「弁護士費用特約」です。
任意保険料の相場はどれくらいなのか
任意保険には多くの補償があることがわかりましたが、肝心の保険料はいくらくらい必要になるのでしょうか。
以下の要素が任意保険の保険料を左右します。
- 保険会社
- 年齢
- 車種、もしくは排気量
- 設定した補償や補償金額
これら複数の条件を細かに設定して、はじめて見積もりを出すことができます。
基本的に年齢が若い程高くなり、排気量が大きくなる程に保険料が高くなる傾向がありますね。
強制保険である自賠責保険とは違い、金額に関してはわかりづらいですよね・・・
保険料は複数の要素によって変わってくるので一概にはいえませんが、相場的にざっくりいうと年間で20,000円前後~といった感じです。
月2~3,000円ほどで「いざというとき」の安心ができるのであれば決して高い額ではありあmせん。
今回ご紹介した任意保険の特徴と重要性をチェックして、使用用途にマッチした保険をチョイスしましょう!
任意保険は一括見積がおすすめ!
では、任意保険に加入する場合はどういう手続きを取るのがいいんでしょうか。
知り合いに保険屋さんがいればその人に相談するのが一番楽かもしれませんが、そうでない場合は保険会社に問い合わせて見積もりを出してもらう必要があります。
とはいえ、「どういう保険会社があるのかもわからないし自分から連絡を取るのもめんどくさい」
という場合は、ネットの一括見積りサービスを使うのが早いし楽です。
ネットから自分やバイクの情報を入力するだけで複数の保険会社が見積もりを出してくれるので、保険会社から届いたメールや資料を比較して検討しましょう。
難しいことはとりあえずプロに任せてしまうのが一番です。
まとめ
強制保険ではないですが、任意保険はかなり重要な役割を果たすことがわかりました。
ご自身にあった保険を確実に見積もり、安全で快適なバイクライフを楽しみましょう!
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