バイクには、50ccから1000ccを超えるものまで、さまざまな排気量を採用しています。
さらにはMTやATなどトランスミッションなど多様性があり、幅広い選択肢がバイクの魅力でもありますね。
その一方で、欲しいバイクにはどの免許が適応されるのか、さらには取得までの時間や金額がわかりづらい一面も・・・
そこで今回は、バイク(二輪車)に必要な免許の種類のそれぞれの特徴や期間・料金に関する情報。さらには合宿で取得するにはどのようなメリットがあるのかもチェックします。
これからバイク免許取得を目指している方は、記事を参考にしてみてくださいね。
二輪免許の種類
バイク免許は、下記のような7種類のカテゴリーから選ぶことができます。
- 原付免許
- 普通自動二輪小型限定免許
- 小型限定普通二輪免許 (AT限定)
- 普通自動二輪免許
- 普通自動二輪免許 (AT限定)
- 大型自動二輪免許
- 大型自動二輪免許 (AT限定)
欲しいバイクの「排気量・搭載しているトランスミッション」、これら2つの基準をベースに、取得する免許を選びましょう。
名前から大体の予想はつきますが、それぞれの免許にはどのような特徴があるのかも選ぶ際の重要なポイントですね。
次のカテゴリーでは、さらに具体的な内容をチェックしていきます。
各免許の特徴とメリット・デメリット
それでは、それぞれの免許にはどのようなメリットとデメリットがあるのか、特徴を交えてチェックしていきましょう。
原付免許
主な特徴
- 50cc以下のバイクを運転することができる
- 16才以上で免許取得可能
- 法定速度は30km/h
- 2車線以上の幹線道路では、二段階右折する必要がある
- 軽自動車税は2000円
メリット
普通自動車免許を持っていれば、講習を受けずに原付バイクに乗ることができます。
学科や講習を受ければ1日で取得可能で、8000円ほどの低コストも大きなメリットの一つ。
バイクも手頃な価格帯のものが多く、軽くて身軽なバイクライフを楽しむことができます。
デメリット
手軽さが魅力の一つでしたが、以外にも制限速度30km/hに慣れることに苦労する一面も。
最初は後続車が気になったり、制限速度を超えないように走るなど気疲れしてしまうことがデメリットになるかもしれません・・・
普通自動二輪小型限定免許
主な特徴
- 125cc以下のバイクを運転することができる
- 16才から取得可能
- 制限速度は60km/h
- 二人乗りすることができる
- 軽自動車税は2400円
メリット
原付バイクのようにコンパクトで軽量な車格が特徴的で、速度域が上がる幹線道路でも気軽に走れることが大きなメリット。
さらに車両代もリーズナブルで、スポーツタイプからスクータータイプまで幅広い選択肢から選ぶことができます。
通勤をメインにしたセカンドバイクとしても人気のカテゴリーですね。
デメリット
基本的には教習所に通って、学科や実技の講習や試験を受ける必要があります。
小型二輪のバイクには、軽量かつコンパクトな車体にパワフルなエンジンを搭載する傾向があります。
軽量でパワフルな仕様は、意外にもなれることに時間がかかります。はじめは注意深くバイクの特性を知る必要があるでしょう。
小型限定普通二輪免許 (AT限定)
主な特徴
- 125cc以下のバイクを運転することができる
- 16才から取得可能
- 制限速度は60km/h
- ミッションがATのバイクのみ(スクーター)
- 二人乗りすることができる
- 軽自動車税は2400円 (90cc以下は2000円)
メリット
125cc以下のATミッションを搭載したバイクを運転することができ、スクータータイプに用途を絞った方にメリットがあります。
教習所では、AT限定になることで小型二輪よりも少ない学科時間で取得できるメリットも。
デメリット
AT限定を取得後は、MTミッションのバイクに乗ることができません。
心変わりが起きた時に、限定解除をする手間がかかるのが唯一のデメリットですね。
普通自動二輪免許
主な特徴
- 400cc以下のバイクを運転することができる
- 16才から免許の取得が可能
- 二人乗りができる
- 高速道路を走行することができる
- 制限速度は普通自動車と共通
- 軽自動車税は3600円 (251ccから400ccまでは6000円)
メリット
400ccまでの排気量でも、大型バイクに匹敵する装備とルックスを兼ね揃えたバイクのラインナップが魅力のひとつ。
さらに街乗りや通勤などのシティユースからツーリングまでこなせる万能な一面もメリットになるでしょう。
高速道路を普通自動車と変わらないレベルで、快適に走行することもできます。
デメリット
免許取得のコストが高めに設定されています。さらに取得までには長い期間、教習所に通う必要があるため忍耐が必要です。
本格的なバイクが多くラインナップしているため、新型バイクの新車価格は高騰している傾向があります。
万能な一面がありますが、それなりのコストを覚悟する必要があるでしょう。
普通自動二輪免許 (AT限定)
主な特徴
- 400cc以下のバイクを運転することができる
- 16才から免許の取得が可能
- ミッションがATのバイクのみ(スクーター)
- 二人乗りができる
- 高速道路を走行することができる
- 制限速度は普通自動車と共通
- 軽自動車税は3600円 (251ccから400ccまでは6000円)
メリット
スクーターモデルを中心とした、ATミッションを搭載したオートバイに的を絞っている方に最適な免許です。
普通二輪免許と違い、コストが安く、教習所の講習時間も短めに設定されていることがメリットになるでしょう。
デメリット
AT限定のため、MTミッションを搭載したモデルには乗ることができません。
また、中型排気量のAT限定モデルの価格帯も70万円付近に迫る新車価格が相場となっています。
スクーターモデルであれば、駆動系のメンテナンスなどMTバイクよりもメンテナンス費用がかかることも覚悟する必要があるでしょう。
大型自動二輪免許
主な特徴
- 401cc以上(大型)のバイクも運転することができる
- 18才以上から取得可能
- 二人乗りができる
- 高速道路を走行することができる
- 制限速度は普通自動車と共通
- 軽自動車税は6000円
メリット
ライダーが憧れや目標としているバイクが多くラインナップしているカテゴリーです。
スポーツモデルやアメリカン、ネイキッドモデルそれぞれのカテゴリーで、フラッグシップモデルと位置付けられているバイクに乗ることができます。
排気量が大きいため、エンジンパワーも強力でローングツーリングにも最適。モデルによっては、サーキット走行を全開で楽しむこともできます。
デメリット
バイク免許の中で、免許取得にもバイク購入をするにもコストが最もかかるカテゴリーです。
また、タイヤ代やエンジン周辺のメンテナンスなど、維持費も高くつくことを事前に理解する必要があります。
高額で大切なバイクですから、自宅に保管する際には保管場所に気を使う必要があるでしょう。
大型自動二輪免許 (AT限定)
主な特徴
- 401cc以上(大型)のバイクも運転することができる
- 18才以上から取得可能
- ミッションがATのバイクのみ(スクーター)
- 二人乗りができる
- 高速道路を走行することができる
- 制限速度は普通自動車と共通
- 軽自動車税は6000円
メリット
大型排気量のATミッションを搭載したバイクに、標準を絞っている方に大きなメリットがあります。
こちらもMTよりも安く早く、免許を取得できることが魅力の一つでしょう。
スポーツできるラグジュアリースクーターが多くラインナップしていて、幅広いラインナップから選択することができます。
デメリット
大型排気量を採用したスクーターモデルの維持費は、カテゴリーの中で最も高額になる傾向があります。
中型排気量のスクーターモデルよりもコストがかかり、定期的に駆動系のメンテナンスが必要になることは気になるポイント。
このカテゴリーはMTモデルが充実していることもあり、よほど気に入っているモデルがない限りはマニアックな選択肢となりそうですね。
教習所で各免許の取得に必要な時間と費用
バイク免許はカテゴリーによって、かかる費用や期間に大きな違いがあります。
また教習所や地域によっても違いがあるため、システムがわかりづらい一面も・・・
そこで、ここのカテゴリーでは参考資料をもとに、それぞれに必要な情報をチェックしていきたいとおもいます。
カテゴリーによっては、普通免許の有無で費用や期間が変わってきますので、そのあたりも注目してみましょう。
原付免許
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | - | - |
普通免許なし | 1日 | 7750円 |
普通免許を持っていれば、原付バイクの運転は許可されていることは嬉しいですね。
原付免許だけで取得する場合にも1日で取得ができ、1万円以内と低コストで手軽に取ることができます。
普通自動二輪小型限定免許
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 12時間 | 11万円~13万円 |
普通免許なし | 40時間 | 19万円~21万円 |
小型二輪からは、基本的に教習所に通って免許を取得することになります。
学科と実技を含めると免許なしでは40時間ほど、免許ありでは12時間と大幅に短縮されることもポイントでしょう。
制限があるものの、以外にもコストがかかる印象がありますね。
小型限定普通二輪免許 (AT限定)
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 9時間 | 7万円~9万円 |
普通免許なし | 35時間 | 16万円~18万円 |
MT運転可能なカテゴリーに比べると、リーズナブルに取得することができます。
スクーターモデルにこだわりのある方であれば、こちらの方が得になるかもしれませんね。
ちなみに限定解除をすると、5時間ほどの期間で5万円ほどのコストになります。
普通自動二輪免許
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 18時間 | 12万円~14万円 |
普通免許なし | 45時間 | 20万円~23万円 |
バイク免許のなかでも、最も人気がある普通自動二輪。
女性の方も多く、本格的なバイクの入り口として人気があるカテゴリーですね。
普通自動二輪免許 (AT限定)
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 14時間 | 10万円~12万円 |
普通免許なし | 41時間 | 18万円~21万円 |
こちらはビッグスクーターなどのATをメインとした運転免許です。
大きな収納や快適性、圧倒的な利便性でいまだ人気の高いカテゴリーです。
ちなみに限定解除するには、10時間の期間と5万ほどのコストが必要になります。
大型自動二輪免許
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 32時間 | 19万円~22万円 |
普通免許なし | 62時間 | 29万円~32万円 |
フラッグシップモデルが多くラインナップしている大型カテゴリー。
かかる時間と費用も安くはありませんが、全てのバイクを乗ることができるというだけで、ライダーの憧れになりますね。
大型自動二輪免許 (AT限定)
期間 | 費用 | |
---|---|---|
普通免許あり | 25時間 | 16万円~19万円 |
普通免許なし | 55時間 | 26万円~28万円 |
T-MAXなど本格派スポーツスクーターが多くラインナップすることもあり、ツーリングにも大人気のカテゴリー。
大型ATの限定解除には、8時間と7万円のコストが必要です。
合宿の必要な時間と費用、メリット・デメリット
さきほどは教習所で免許を取得した場合にかかる、期間と費用をチェックしました。
一方でバイク免許を取得するには、泊まりがけで免許を取得することもできるんですよ。
意外な出会いがあったり、少し旅行気分で楽しむことができることから人気があります。
ここでは、合宿でバイク免許を取得できるカテゴリー、さらには費用やメリットなどを交えてチェックしていきましょう。
合宿で免許取得に必要な時間と費用
合宿でバイク免許を取得する場合、気になるのは「費用・期間・環境」だと思います。それぞれどのような条件で数字が決まるのかチェックしていきましょう。
費用
- 季節や時期
- 宿泊する部屋タイプ
- バイク免許のカテゴリー
- 普通免許の有無
教習所と違うのは、泊まりがけで取得するため、宿泊する部屋が相部屋・シングル・ダブルと選択することができる傾向があります。
また、学生さんが集中する夏休みや冬休みには、価格が高騰する傾向も。
普通二輪で78000円から、大型二輪で88000円からとなっています。
期間
学科や技能が順調にいくと、普通二輪で8泊9日、大型二輪で5日6日が一般的となっています。
教習所に比べると、速い期間で取得できることが嬉しいポイントですね。
環境
合宿の多くは地方で取得できることが多いため、自然に囲まれた広い二輪専用コースを使うことができます。
また、宿泊施設も充実していることが多いため、旅行気分で日常のストレスを発散できるでしょう。
メリット
「安く・早く」、バイク免許を取得できることは、大きなメリットでしょう。
まとまった休みさえ確保できれば、合宿で取ってしまう方が圧倒的に得です。
また、人とコミュニケーションを取ることが好きな方にとっては、バイク仲間や友人を作るチャンスにもなりますね。
デメリット
慣れない土地に泊まり込みとなるため、環境の変化や対人関係に苦手意識がある方には難があるかもしれません。
時間をかけてじっくり取得したい方には、教習所がおすすめです。
合宿は何かとドラマがあるものなので、興味がある方は情報をチェックすると良いかもしれませんね。
教習所の繁忙期と閑散期、料金の違い
教習所には繁忙期と閑散期があり、それぞれ予約の取りやすさや環境の違い、料金にも違いが出る傾向があります。
まず繁忙期と呼ばれる時期は、1月~4月が一般的です。年明けの1月から入学の申し込みが急増するため、この時期を希望する方は11月頃から手続きすることがベストでしょう。
一方で閑散期となる人が少ない時期は、10月~12月頃が一般的ですね。
予約も取りやすく、二輪コースを広く使うこともメリットになるでしょう。
また、繁忙期に申し込むと割増料金がかかることもあり、閑散期よりも割高になってしまうことも・・・
閑散期になれば、入学者が減るため割引キャンペーンがあることも。近所のバイク屋さんに、教習所の割引券が置いてあることがあるので、そちらもチェックすると良いかもしれません。
仕事や学校の都合がつけば、閑散期にバイク免許を取得することがおすすめです。
ネットで申し込めるバイク免許合宿サイト
最後にネットで申し込みが可能な合宿免許サイトをご紹介します。
そのようなサイトはいくつかありますが、まず1番オススメのサイトを紹介します。
免許の匠
たくさんのサイトを見た中でここが一番合宿料金が安かったです(¥92,500~)。
管理人がバイクの合宿免許に行った東足利自動車学校もありました。懐かしい…。
合宿免許のサイトは情報が多く見にくかったりするんですが、比較的見やすく「バイク免許」のページもわかりやすかったです。
「激安プラン」というページが用意されているので、まずはそこから見るのが良いと思います。
⇒ 免許の匠 公式サイトこのサイトで希望の場所が見つからなかったというときは以下のサイトも参考にしてみてください。
⇒ 合宿免許ドリーム ⇒ 合宿免許LIVE ⇒ 合宿免許プラス ⇒ 合宿免許ドットコムまとめ
バイク免許は、教習所や時期によってもコストが変わり、合宿を含めるとシステムが多様化しています。
今回の記事を参考にして、後悔のないバイク免許取得を目指しましょう!
新車・中古車が値引き金額から、さらに安くなる裏ワザとは?
「このバイク、予算オーバーだ…」
「値引き交渉したいけど苦手で…」
「ディーラーを回るのが面倒だ…」
「新車を最安値で手に入れたい…」
「車種を比較する時間ないな…」
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