ヤマハのmoto GPテクノロジーを感じさせるフラッグシップモデル「YZF-R1」と弟分の「YZF-R6」が2019年モデルを新たにリリースしました。
国内外のレースシーンで圧倒的なパフォーマンスを発揮している両者は、今回どのようにアップデートしたのか気になるところです。
新型「YZF-R1」「YZF-R6」のスペックやインプレ、発売日・価格等の情報をご紹介させていただきます。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6の仕様
YZF-R1
サーキットモデルであることを象徴するデザインに変更し、スーパースポーツモデルとして圧巻の存在感を放つYZF-R1。
2019年モデルでは、新たなグラフィックを採用したブルーが新たにラインナップ。グレーと上級グレードのシルバーは前年モデルを踏襲しています。
さらにレースシーンではおなじみとなっているクイックシフトシステム。アップ・ダウンともに電子制御で簡易的にシフトチェンジを可能としました。
上級グレードのYZF-R1Mは、オーリンズ製電子制御サスペンションがブレーキング・コーナリング・加速とそれぞれにフィットしたセッティングを可能にしています。
新型では目立った変更点はありませんが、それは2018年モデルがいかに成熟していたかを物語っています。
YZF-R6
2019年モデルのYZF-R6の主な仕様は、ブルーのグラフィックが変更になったこと。
フルモデルチェンジされて間もないYZF-R6は、新たなカラーリングでエキサイティングなフィーリングを堪能することができます。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6のスペック
YZF-R1
全長×全幅×全高 | 2055mm×690mm×1150mm |
車両重量 | 200kg |
ホイールベース | 1405mm |
シート高 | 855mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷並列4気筒エンジン |
排気量 | 998cc |
最高出力 | 200PS |
最大トルク | 11.5kgf |
燃料タンク容量 | 17L |
2018年モデルからスペックに変更点はありません。
YZF-R6
全長×全幅×全高 | 2040mm×695mm×1150mm |
車両重量 | 190kg |
ホイールベース | 1375mm |
シート高 | 850mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷並列4気筒エンジン |
排気量 | 599cc |
最高出力 | 118.4PS |
最大トルク | 6.3kgf |
燃料タンク容量 | 17L |
2018年モデルからスペックに変更点はありません。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6のカラーリング
YZF-R1
ブルー
ダークグレー
シルバー
YZF-R6
ブルー
ダークグレー
ホワイト
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6のインプレ
YZF-R1
キレのあるコーナリング性能が特徴的だったYZF-R1。現行型へのフルモデルチェンジを機に、そのキャラクターはサーキット性能に特化したものになりました。
YZF-R1の代名詞とも言える熟成されたクロスプレーンシャフトエンジンを筆頭に、IMUなど数多くの電子制御パーツが圧倒的に優れたコントロール性能を実現しています。
サーキット性能に特化したモデルですから、ライディングポジションはお世辞にもゆとりがあるとは言えません。
しかしレースシーンで優れた結果を残すのに十分なエンジン性能を持ちながら、優れたコントロール性能を活かせばツーリングでも乗りやすいと感じるはずです。
天候やシチュエーションに応じてエンジンパワーモードを切り替えることも可能ですし、バンク角やスピードに応じて最適にトラクションやABSが発動。
いたずらにエンジンパワーを上げるだけでなく、ライダーがバイクの性能を各々引き出すために、メーカーの開発力を結集して圧倒的に優れたコントロール性能がこのバイクの魅力ではないでしょうか。
YZF-R6
YZF-R1のようなレーサーライクなデザインにフルモデルチェンジして間もないYZF-R6。
2019年モデルでもその存在感は健在で、旧型YZF-R6のエンジンをベースとしながらも充実した電子制御機能がさらなるパフォーマンスを発揮しています。
YZF-R1と同じように、前傾がキツめのレーシーなライディングポジションはコースレコードを狙うためのアグレッシブな仕様になっていますね。
こちらもツーリングに最適なモデルとは言い難いですが、ワインディングを快適に攻めて走りたいライダーには最高のバイクと言って良いでしょう。
YZF-R1よりもピークパワーやトルク性能は劣るものの、できる限りエンジンを回してバイクをコントロールしたいライダーにはYZF-R6がフィットします。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6の発売日
YZF-R1
YZF-R1
2019年4月予定
YZF-R1 M
2019年5月予定
フラッグシップモデルとなるYZF-R1は、国内仕様ではなくプレストが取り扱う逆輸入車として購入することが可能です。
正規販売モデルとはいえ、輸入台数に限りがあることから購入を検討している方は早めに事前予約を入れましょう。
YZF-R6
ブルー、ダークグレー
2019年5月予定
ホワイト
2019年2月予定
ブルーとダークグレーの仕向地が南アフリカ、ホワイトの仕向地がオーストラリアとなっています。
ホワイトに関しては2月と早めに発売日が設定されていますので、購入を検討している方は注意が必要ですね。
YZF-R6に関しては輸入台数が少ないこともあってか、早いタイミングで完売状態となる傾向があります。
YZF-R1/R1Mは「YZF-R1/R1M正規取扱店」、YZF-R6は「プレストオフィシャルショップ」にて、2018年12月2日までの期間限定で予約販売されるので、ホームページから取扱店をチェックして早めに事前予約を入れると安心できそうです。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6の価格
YZF-R1
YZF-R1
2,268,000円
YZF-R1 M
3,078,000円
前年モデルから新車価格に変更はありません。
発売当初は驚くような価格帯に感じましたが、YZF-R1のスペックと性能を知ると、むしろお買い得感さえ感じてしまいます。
YZF-R6
1,566,000円
前年モデルから新車価格に変更はありません。
参考にしたいプロが創り出すカスタム
YZF-R1やYZF-R6は、全日本ロードレースやSBK世界選手権のトップカテゴリーで活躍するバイクです。
ストックの状態でも圧倒的なパフォーマンスを発揮しますが、サーキット性能の高さはチューニングやカスタムを施すことで、さらなるスペックアップをすることも可能です。
エンジンパワーを引き出すエキゾーストマフラーをはじめ、ライディングスキルに合わせてハイスペックな社外サスペンションに換装すれば、さらにコントロール性能は向上します。
全日本ロードレース選手権のトップカテゴリーであるJSB1000は、YZF-R1をベースにファクトリースペックのチューニングを施したスペシャル仕様。
前述したカスタムの他にも、ブレーキ周りやハンドル周り、バックステップの仕様など参考にしたいカスタムは山ほどありますね。
YZFシリーズ発売記念カラーとなるブルーは、初代を彷彿とさせるスペシャル仕様です。カラーリングを変えるだけでもかなり印象が変わります。
2019年モデル 新型 YZF-R1/YZF-R6の関連動画
まとめ
ヤマハのスポーツモデルを代表する「YZF-R1」「YZF-R6」は、2019年モデルでさらに熟成をした仕様になりました。
目立った仕様変更はないものの、2018年までに新車を購入することができなかった方やこれから購入を検討する方にとって、新型モデルのリリースは朗報となりそうです。
2019年モデルも争奪戦となることは必須となりそうなので、気になっていた方は早めに取扱店に問い合わせてみましょう。
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