DUCATI発のストリートバイク「スクランブラー」に新たなタイプ「カフェレーサー」が追加されました。
2017年モデルとして日本国内の販売が予定されているスクランブラー カフェレーサーの仕様や発売日・価格・インプレをもとに、その魅力をご紹介します!
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーの発売日
すでに国内販売が正式に決定している「カフェレーサー」ですが、発売日は9月を予定しており、DUCATIの正規販売店を中心に順次販売を開始するようです。
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーの価格やカラーリング
DUCATIのなかでは手頃な価格でエントリーモデルとして人気のスクランブラーですが、新たに追加された「カフェレーサー」の価格やカラーリングをチェックしてみましょう。
新車販売価格:1,354,000円
カラーリング:ブラック
スクランブラーの中では高い価格帯となり、写真から見ても最上位モデルに当たるタイプです。
カラーリングは、ブラックの1色のみですが、ゴールドのホイールとブラウンのシートの組み合わせがカフェレーサーらしい仕上がりとなっています。
それに合わせ、エンジンもブラックアウトされ、細部にブラッシュ加工されたこだわりの一台です。
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーの主な仕様
スクランブラーの中で最も走行性能の向上を意識したモデル「カフェレーサー」は、ゴールドに塗装されたアルミ製キャストホイールに、17インチを装着することで、ハイグリップタイヤを選択することが可能になりました。
また、味わいのあるエンジンを支える足回りには倒立フロントフォークとフルジャスタブル式リヤサスペンションを採用し、スポーツ走行やワインディングなどでも高い走行性能を発揮します。
高い運動性能だけでなく、ライダーの好みや意図に合わせたセッティングを可能としていて、それが楽しみの一つにもなっています。
運動性能を高めたカフェレーサーに奢られるブレーキシステムには、シングルディスクながらラジアルマウントのブレーキキャリパーを採用することで、強力なブレーキ性能を発揮します。
エキゾーストシステムには、MOTO GPでもお馴染みのカスタムメーカー「テルミニョーニ」の独特な形状の2本出しマフラーを採用することで、スポーティーかつ軽量化やハイパワー化に貢献しています。
また、味わいのあるブラウンのシートには、シングルシートカウルをパッセンジャー側にかぶせてあり、着脱が簡単な特徴も。このカウルを装着するだけで、乗り手の高揚感を煽るようなクラシックかつスポーティーなイメージになります。
ハンドル周りには、操作性が高く軽量なアルミ製セパレートハンドルを装着し、バーエンドミラーとの組み合わせにより軽快なものとなっています。
セパレートハンドルはツーリングには不向きなイメージがありますが、写真のようにトップブリッジよりも上にマウントすることで、比較的ゆとりのあるポジションで、疲労がたまりにくいポジションになっています。
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーのエンジン性能のインプレ
800ccの大排気量空冷L型ツインを搭載したカフェレーサーは、スクランブラーと同様の仕様となっていますが、改めてエンジン性能を振り返って見たいと思います。
L型ツインエンジン特有の低速域での強力なトルクとパルス感は、少しアクセルを開ければ心地よいサウンドと鼓動とともに路面を力強く蹴り出します。
この特性は、都会的なシチュエーションでもアクセルをラフに扱わずにトルクでトコトコ走れてしまうため、エントリーユーザーでも気兼ねなく乗れるモデルです。
一度アクセルをワイドオープンすれば、鋭いレスポンスで高回転まで一気に吹け上がる特性で、高速道路やワインディングでもこの特性がライダーに快適性を与えます。
さらにバックトルクリミッターにより、高回転域でのエンジンブレーキによるリヤタイヤのホッピングを抑え、コーナリング進入時でもブレーキングに集中することができます。
大型エントリーユーザーや女性の方はもちろん、ベテランライダーの方にも楽しめるエンジン性能となっています。
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーの走行性能のインプレ
デザインからも高い走行性能を感じさせるデザインのカフェレーサー。
17インチ化されたホイールには、標準でハイグリップタイヤであるピレリのディアブロロッソ2を装着しています。
フルアジャスタブルリヤサスペンションや倒立フォークの組み合わせにより、中高速域を多様するスポーツ走行において、粘りのある減衰が効いた走りとセッティング幅の広い柔軟性が、これまでのスクランブラー試乗もっともオンロードを楽しめる仕上がりとなっています。
ブレーキ周りには、前後ブレンボ製のキャリパーを採用し、フロントにはラジアルマウントとすることで、ストッピング性能を大きく向上しています。
初心者の方には、ハイスペックは必要ないと思われがちですが、ハイスペック機能がコントロール性に優れていた場合、ライダーのキャパシティーも広げてくれますので、のんびり走る際にも快適性が向上します。
2017年モデル スクランブラー カフェレーサーの足つき性
スクランブラー カフェレーサーに設定されているシート高は「805mm」となっていて、同じカテゴリーのライバルと比較すると差異のない仕様となっています。
しかし、空冷エンジンを採用していることもあり、車両重量が軽いこともあってバイクにまたがった時の安心感は初心者の方でも味わえます。
160cmの身長の方がまたがっても両足のつま先をつけることができ、それだけで不安感を感じることはありません。
もしデザインが気に入ってカフェレーサーを検討している方がいたら、足つき性を心配することはなさそうです!
まとめ
まもなく日本国内販売が開始される「カフェレーサー」の仕様や発売日などをご紹介しました!これまでのスクランブラーのなかで最もスポーティーでクラシカルなデザインは万人の人に愛されそうな仕上がりとなっていました!
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