かねてからカスタムコンセプトモデルが公開されていたインディアンのFTR1200。正式に発売が決定し、すでに生産がスタートしていてFTR1200の全貌が明らかになりつつあります。
今回はFTR1200の気になるスペックや仕様の情報を中心に、国内販売や価格の情報などを合わせて紹介いたします。
インディアン FTR1200/FTR1200Sの仕様
カスタムコンセプトモデルとしては先行公開されていたFTR1200ですが、製品版FTR1200はコンセプトモデル通りフラットトラックレーサーそのものです。
インディアン伝統の1203ccのV型エンジンを美しいフォルムのトレリスフレームに搭載。大柄な車体サイズを感じさせないコンパクトな仕上がりに。
トラッカースタイルのバイクと言えば、国内では250ccクラスの小排気量をイメージしますが、インディアンが提案するFTR1200は、これまでのバイクの概念を大きく変えるコンセプトが印象的です。
ワークスレーサーを彷彿とさせるFTR1200のエンジンは、水冷V型エンジン。クルーザーのイメージが強いインディアンとは相反する、パワフルなエンジン性能がポイントの一つでしょう。
スタイリッシュなLEDヘッドライトとテールライトを採用し、現代的な要素もしっかり組み込んでいます。
エンジンを支える足回りには、43mmの高性能な倒立フロントフォークをはじめ、ブレンボ製ラジアルマウントキャリパーが優れたクッション性と制動力を発揮します。
上級グレードのFTR1200Sには、サブタンク付リヤサスペンション・IMUの採用など、スポーツ性能がさらにアップした仕様に。
IMUの搭載により、コーナリングABSが安全性能を向上させているメリットも。これはスポーツ走行時だけでなくツーリングシーンにおいても大きなメリットとなるでしょう。
また上級グレードのSには、フルカラーTFTメーターを標準装備。スマートフォンとの連携を可能とし、視認性が優れた高級感あふれる仕上がりになっています。
また高速道路などで重宝するクルーズコントロールを採用するなど、ツーリング性能の高さを象徴するパーツも魅力的ですね。
トラックレーサーを象徴するタイヤは、ダンロップのDT3Rを専用設計し標準装備しています。ダンロップの名作K180を彷彿とさせていますが、圧倒的なエンジンパワーに対応した仕様に。
その他にも走行シーンに応じて最適なエンジンパワーを出力することが可能なエンジンパワー切り替えモードを3段階用意。
無骨なスタイルからは想像できないほど、スーパースポーツバイクレベルの電子制御パーツと機能パーツで構成されたモンスタートラックレーサーに仕上がっています。
インディアン FTR1200/FTR1200Sのスペック
全長×全幅×全高 | 2287mm |
車両重量 | 222kg |
ホイールベース | 1524mm |
シート高 | 805mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷V型2気筒エンジン |
排気量 | 1203cc |
最高出力 | 120HP |
最大トルク | 115Nm |
燃料タンク容量 | 13L |
インターモト2018で公開されたばかりのFTR1200のスペックです。
ダートレーサーながら120HPものモンスターパワーを発揮し、搭載するエンジンの割には軽量な車体設計が特徴的ですね。
日本国内仕様が同じスペックで登場するかはアナウンスされていませんが、同じレベルのスペックで登場すると期待して良いでしょう。
インディアン FTR1200/FTR1200Sのインプレ
インディアンが初公開したFTR1200は、ダートレースを想定して製作したトラッカーモデル。
さきほどの仕様からもわかるように、その内容はスーパースポーツバイクのように繊細な電子制御部品とモンスターエンジンで構成されています。
そのため高速道路を速い速度域で巡航することを得意とし、ワインディングなども軽快な走行性能を堪能することができるでしょう。
この辺りは、スポーツモデルやネイキッドモデルのようなイメージがあると良いかもしれません。
FTR1200が本領を発揮するのは、やはりフラットダートです。
120HPものモンスターパワーを発揮することから、フラットダートで使いこなすにはかなりのスキルが必要になるでしょう。
しかしバイクのキャラクターを知って乗りこなせるようになれば、レースからストリート・ツーリングなど幅広いバイクライフを満喫することができます。
FTR1200のカラーリング
サンダーブラック
ベースグレードとなるFTR1200は、アウターチューブがブラックアウトされています。
それに合わせてボディも全てブラックアウトした渋い仕上がりになっていますね。
FTR1200Sのカラーリング
レーサーレプリカ
インディアンレッド・オーバースティールグレー
チタニウムメタリック・オーバーサンダーブラックパール
上級グレードとなるFTR1200Sは、アウターチューブがゴールドにアルマイトされています。
カラーバリエーションも3色展開していて、インディアンらしいポップなカラーを選ぶこともできます。
国内仕様のカラーリングも未発表のままですが、グレードと同じくカラーバリエーションも同じ展開になりそうです。
インディアン FTR1200/FTR1200Sの発売日
発売日:未定
日本国内販売はおろか、北米や欧州での発売日も明らかにされていません。
2018年10月のインターモト2018で公開されたばかりのFTR1200。すでに市販車レベルの造り込みがしてあることから、国内では2018年末から2019年2月ころが発売日になるのではないでしょうか。
年末にかけて国内インディアンディーラーの情報をチェックしたいところです。
※発売日情報
2019年春と発表がありました。
インディアン FTR1200/FTR1200Sの価格
新車価格についても正式な情報はリリースされていません。
ストリートシーンにもフィットするスタイルですが、スペックや仕様からしても高級路線をいくバイクであることは間違いありません。
200万円を超える価格帯になることは間違いないでしょうが、インディアンファンからすればお買い得感すら感じる設定になるかもしれませんね。
※新車価格決定
FTR1200S
レースレプリカ:2,249,000円
チタニウムメタリック/サンダーブラックパール:2,099,000円
インディアンレッド/スチールグレイ:2,099,000円
FTR1200
サンダーブラック:1,899,000円
インディアン FTR1200/FTR1200Sのカスタムコンセプト
もとはカスタムコンセプトモデルとして登場したFTR1200。トラックレーサーらしいアップマフラーとゼッケンプレートがワイルドで走行性能の高さを象徴しています。
数は少ないでしょうが、FTR1200にフィットするカスタムパーツは国内でも手に入るようになるでしょう。
インディアンのバイクをカスタムして、ストリートシーンでも軽快に乗りこなせたらカッコイイでしょうね。
インディアン FTR1200/FTR1200Sの関連動画
まとめ
少しずつではありますが、全貌が明らかになりつつあるFTR1200。
インディアンらしい仕上がりの高さとセンス溢れるデザインは日本国内のバイク業界に革命を起こすことになりそうです。
今後は日本国内販売に関する正式な情報がリリースされるでしょう。インディアンの今後の動向にも注目していきたいですね。
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