XSR700 インプレッション スペック・足つきについて

XSR700

2015年で欧州から先行発売したXSR700は、ノスタルジックなデザインと現代の最新鋭のスペックを組み合わせたヘリテージモデルです。

今回は、国内販売がほぼ決定的と話題のXSR700の仕様やスペック、足つき性についてインプレッションご紹介させていただこうと思います!

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XSR700の仕様や変更点

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

XSR700の写真を見てお気付きの方もいらっしゃると思いますが、ベースとなっているのは、国内でも絶大な人気を誇るMT07です。

もはやMT-07の原型をとどめていないデザインとなっていますが、MT07が持つエッジの効いたスイングアームやホイールのデザインを踏襲し、どこか懐かしさを感じるノスタルジックなエクステリアとなっています。

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

XCR950に共通したテールライトを採用し、アールの効いたリヤフェンダーの形状はSR400などクラシカルな印象を与えます。XSR700に採用されているシートレールは、メインフレームからボルトオンで装着されており、容易に取り外しが可能となっています。

これは、カスタムのキャパシティーを広げる意図があるようで、国内外のカスタムビルダーが作品を作りやすいよう設計されたものと思われます。

すでに国内販売されているXSR900と似たデザインとなっていますが、こちらは正立フォークと統一感のあるブラックアウトされたパーツの構成がよりヘリテージモデルの印象を強くした印象です。

エンジンの使用に関してはMT07をベースとしていて、スペックも踏襲されるものと思われますが、現在、XSR700はフランス生産のため、国内販売に合わせてエンジンスペックに小変更を加える可能性もあります。

XSR700のスペックから馬力について

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

全長×全幅×全高2075mm×820mm×1130mm
ホイールベース1405mm
シート高815mm
車輌重量186kg
エンジンの種類DOHC水冷並列2気筒4バルブ
最高出力55,0kW (74,8PS)/9,000rpm
最大トルク68,0N・m (6,9kg・m)/6,500rpm
燃料タンクの容量14L

欧州で公表されているスペック値を見てみると、エンジンスペックに関してはMT07と同様の数値となっています。しかし、ホイールベースについては、MT07よりも5mm延長されており、直進安定性を向上させる意図があったようです。

また、車輌重量については、4kg重くなっています。FRP素材で外装を形成しているMT07と比べ、XSR700はアルミかスチールの素材で外装を形成することで、ノスタルジックな雰囲気を作り出しています。

馬力についてはMT07と変更はないようですが、国内で新しく施工される新排気ガス規制(平成28年)に対応させるため、欧州仕様よりも馬力が落ちる可能性があります。

しかし、この重量でこの馬力があれば、国内のどこでも軽快な走行を楽しむことができそうです!

XSR700の足つき性

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

国内の600ccクラスのライバルと比べると、シート高は若干高めに設定されています。しかし、横幅がシャープな形状となっているため、165cm付近の身長の人が跨って両足のつま先を余裕を持って着くことができます。

さらに車輌重量が軽いこともあり、それだけ足がつけば信号待ちやデコボコ道で停車しても不安になることはないです。

足つき性から見ても、エントリーユーザーはもちろんのこと、大型初心者の女性の方でも安心してバイクに跨ることができそうです。

XSR700のインプレからエンジン性能をチェック

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

MT07で好評を得ていたエンジンは、大排気量エンジンのような強烈なトルクはないものの、アクセルをワイドに開ければタコメーターの針が心地よくレッドゾーンまで吹け上がっていきます。

エンジン内部の構成パーツでフリクションを極力なくし、耐久性を高めるなど、細部に渡ってブラッシュアップした仕様の恩恵があるようです。

低中速域のトルクは街乗りやワインディング、ツーリングを楽しむには十分の力強さを持っており、停止状態から半クラッチを当てるだけでトコトコ走り出すほどの力強さは持っています。

また、燃費に関しても軽量な車体とMT07ベースのエンジンが持つ燃費の良さが相まって、長い航続距離を稼ぐことが可能です。これは、ツーリングの際に他の大型バイクと並走するときには、気負わず一緒のペースで走ることが可能となっています。

XSR700のインプレから走行性能をチェック

XSR700

引用元:https://www.yamaha-motor.eu/uk/products/motorcycles/sport-heritage/xsr700.aspx

MT07から好評を得ていた軽快なコーナリング性能と都会的な走りにも対応できる機敏さを踏襲しているようです。スペック上では車輌重量が4kg増量されていますが、それでも186kgとクラスのライバルと比較しても軽量です。

そのため、MT07が持つ軽快さに重量が増した分の安定感をプラスし、さらにホイールベースを5mm延長することにより、直進安定性が向上したことでツーリングや街乗りでも乗りやすい仕上がりとなっています。

スポーティーなMT07とツーリングも快適なXSR700のカテゴリー分けがされた仕様となっているようですね!

【まとめ】

今回は、国内販売が決定的とされているXSR700の記事をご覧いただきました。すでにカスタムも盛り上がっているなど、国内でも盛り上がりが期待されますね!

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