2017年から世界各国のモーターショーで圧倒的な存在感を放ってきたYAMAHA NIKEN。
これまでに常識では考えられないディテールは、市販化が不可能なショーモデルであると思っていました。しかし欧州市場で市販化に向けて大きな進展があったようです。
今回はそれら市販化に向けた情報と明らかにされたスペックや発売日・価格、予約状況関連の情報。何免許で乗れるのか?等々合わせてご紹介したいと思います。
YAMAHA NIKENの特徴
ショーモデルとして登場したNIKENは、公開された姿とほぼ変わらない状態で市販化することが決定しています。
まずはNIKENの装備や特徴をしていきましょう。
基本装備
- LEDのヘッドライトやウィンカーなどの灯火類
- フルカラーデジタルメーター
- 3モード切り替え可能 エンジンパワーモード
- 電子制御スロットル
- クルーズコントロール
- トラクションコントロール
- アシスト&スリッパークラッチ
- クイックシフター
標準装備されているのは、MT-09と共通した内容が多い印象ですね。
それにクルーズコントロールなどツーリング性能を向上するパーツが3輪バイクにフィットしています。
アッカーマンステア
NIKENには、すでに市販化されているトリシティと共通の前輪2輪・後輪1輪のレイアウトを採用しています。
大きな違いは、フロントフォークが4本で構成してあることですね。速度域が高いことから、剛性アップとコーナリング時のねじれを防ぐ目的があるようです。
コーナリング中に前輪2輪のタイヤが平行になるよう、イン側のタイヤはアウト側よりも切れ込むようにセッティングされていることが特徴的です。
トリシティでもかなり大柄な印象がありました。NIKENに関してはそれを遥かに凌駕する存在感を放つことになりそうです。
YAMAHA NIKENのスペック
全長×全幅×全高 | 2150mm×885mm×1250mm |
車輌重量 | 263kg |
ホイールベース | 1510mm |
シート高 | 820mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷並列3気筒エンジン |
排気量 | 847cc |
最高出力 | 115PS |
最大トルク | 8.9kgf |
燃料タンク容量 | 18L |
YAMAHA NIKENのインプレ
圧巻の車体サイズから車輌重量はかなりの数値になることを予想していました。スペック値では263kgと表記されています。
大排気量エンジンを搭載したクルーザーモデルでは、さらに重い車体を採用するケースもあります。それを考慮すれば、かなり軽量なスポーツ3輪バイクであることがわかるでしょう。
さらにシート高も820mmと低めに設定されているため、足つき性を不安視する必要もないです。
転倒リスクが圧倒的に低いマルチリーニングホイールを採用したNIKENは、初心者の方にも安心して楽しめるバイクと言えるのかもしれません。
一方で搭載するエンジンは、MT-09と共通の並列3気筒エンジンです。
レスポンシブでアグレッシブなエンジン性能を持つNIKENは、アクセルをワイドに開ければベテランライダーを唸らせる一面も持っています。
YAMAHA NIKENの発売日
予約開始時期:2018年5月17日
上記の予約開始時期に関しては、欧州市場の情報です。
欧州ヤマハのサイトでは、オンライン予約受付を開始しています。欧州ヤマハの公式ホームページには、すでに正式なラインナップとして詳細が記載されていました。
しかし日本国内市場の発売日については、正式なアナウンスがされていない状況です。
現時点では、日本国内には2018年の秋頃のリリースを予定しているとの情報をキャッチしました。夏頃にはもう少し具体的な情報がわかってきそうですね。
※予約開始日が決定しました。
予約開始日:2018年9月13日
受注生産となり、納車は2018年12月以降となりそうです。
YAMAHA NIKENの新車価格
日本国内では、200万円をきる180万円付近に設定されるかと思います。
フロント周りや装備の内容を考慮すれば、250万円はいくかと思っていましたが、かなり良心的な価格帯になりそうです。
最近ではスーパースポーツバイクやクルーザーモデルの多くが200万円を超えることが多くなりました。
かなりお得な価格帯に感じたのは、筆者だけではないはずです。
※新車価格が決定しました。
新車価格:1,782,000円
YAMAHA NIKENの予約状況
欧州ではオンライン予約の受付を開始していることをご紹介しました。
具体的な予約状況は確認できなかったのですが、悪路が多い欧州市場では多くの予約が入ることが想定できます。
日本国内で販売開始された場合にも、オンライン予約などの独特な予約方法で購入することになりそうですね。
※予約方法が決定しました。
NIKEN取扱店での予約となります。
予約可能な店舗については以下の公式サイトから検索ができます。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/niken/index.html
YAMAHA NIKENに必要な免許
大型二輪免許があれば、NIKENを運転することが可能です。
3輪あることから普通自動車免許でも運転できそうですが、車体の規格が普通車免許にフィットしていないようですね。
またトリシティのトレッド幅を改造して、普通自動車免許で運転可能な仕様にして販売しているケースもありました。NIKENがこのカスタムで普通自動車免許で運転できるようになるかは不明です。
購入を検討している方は、大型二輪免許を取得して国内販売に備えておきましょう。
YAMAHA NIKENの最新動画
まとめ
いよいよ市販化に向けて動き出したYAMAHA NIKEN。日本国内市場での販売に関しても秒読み段階であると言って良いでしょう。
アグレッシブなエンジン性能を独創的なマルチリーニングホイール技術で楽しめるNIKEN。二輪業界の革命児となることは間違いないでしょう。
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