ホンダは世界的に噂になっていた新型モデル、ADV150をインドネシアで正式に発表しました。
オフロードライクなデザインを採用していて、X-ADVのようなアグレッシブな仕様がポイントの仕上がりになっているようです。
10月23日から開催する東京モーターショーでの初公開も決定し、今後も注目を集めることが間違いない新型モデルの情報を一緒にチェックしていきましょう。
新型ADV150の主な仕様について
今回ご紹介する新型ADV150は、インドネシアで公開されたアセアン諸国のための仕様です。
日本国内販売が正式にリリースされていない状態ですが、国内販売への期待も込めてインドネシア仕様はかなり参考になるかとおもいます。
まずは明らかになったインドネシア仕様の新型ADV150の機能や装備をチェックしていきましょう。
X-ADVのDNAを踏襲したディテール
オフロードテイスト漂うエクステリア
オフロードテイストあふれるエクステリアを採用しているX-ADVは、日本国内だけでなく世界的にも多くの支持を得ているデザインです。
そのデザインを惜しみなく踏襲し、小排気量らしからぬ高級感とアグレッシブな雰囲気を醸し出しているのが特徴的ですね。
スクーターとしての実用的な要素を満たしながらも、アクティブに遊びの要素を強く感じさせるデザインは、使い方もアクティブに楽しみたくなる仕様ですね。
スタイリッシュなLEDヘッドライトとテールライト
高級感を演出しているパーツは、スタイリッシュに配置されたヘッドライト・テールライト・前後ウインカーたちです。
これらは全てがLEDで統一していて、省電力化と夜間走行を安全にサポートする重要な役目も果たしています。
新型PCXにも採用された組み合わせを新型ADVにも採用したことで、ホンダの小排気量スクーターに妥協がないことが証明されましたね。
アップタイプマフラー
シリンダから伸びるエキパイは車体下をキレイに通り、サイレンサーは車体の右側でカチ上がった仕様になりました。
これもX-ADVと同じレイアウトを採用していますが、これはバンク角をより深く確保するためでしょう。
PCXよりも最低地上高が高めに設定されていることもあり、軽いオフロードライドやワインディングにもスポーティーな走りを堪能することができそうです。
この角度で今後発売が期待できる、カスタムマフラーをセットすればさらにスポーティーな印象になりそうですね。
優れた走破性を発揮する足回り
タフなライドを意識したロングストロークサスペンション
PCXベースで製作された新型ADVの特徴は、アグレッシブなデザインに比例するかのように進化した足回りです。
最低地上高はPCXの137mmに対して、新型ADVは165mmと大幅に高くなっています。
優れたクッション性と深いバンク角の確保、さらにダートやオフロードライドにも対応した仕様はバイクをアクティブに楽しむための必要な条件です。
最適なしなりを生み出すテーパーハンドル
モトクロスやエンデューロなど、激しいライドのときに最適なしなりをハンドルに与えることで優れたクッション性を狙っているテーパーハンドル。
最近では大型バイクなどのスポーツバイクに標準装備する傾向がありましたが、なんと新型ADVにはノーマルパーツとして組み込まれています。
これはこのバイクのスポーツ性能の高さと器の深さを感じさせるパーツです。
バーハンドル仕様になっていますので、社外ハンドルでカスタムしても面白そうですよ。
充実した電装系装備
フルデジタル大型液晶メーター
新型ADVはフルデジタル大型液晶メーターを標準装備しています。
これはラリーを意識してホンダが製作しているアフリカツイン・CRF250ラリー・X-ADVにも同じようなレイアウトが採用されていましたね。
多くの情報量を反転液晶表示で夜間でも優れた視認性を発揮。これだけでもコクピット周りが高級感に溢れています。
キーレスユニット
PCXシリーズと同じように、スマートキーシステムを標準装備。
イグニッションのオン・オフだけでなくフューエルリッド、シートの開閉もボタン操作することができます。
インドネシア仕様には、スマートキーにアンサーバックをボタン操作することが可能になっていました。
DC電源ソケット
右のリッドにはDC電源ソケットを標準装備。スマートフォンやナビを走行中に充電することができます。
中距離を走行するツーリングには重宝しそうなアイテムですね。
2パターンのブレーキシステム
新型ADVは前後ディスクブレーキを標準装備し、放熱性の高いペータルディスクを採用しています。
PCXはリヤがドラムでしたので、ブレーキ周りも大幅に進化した仕様になっていることがわかりますね。
発表されたばかりのインドネシア仕様では、ABS仕様とCBS仕様の2パターンのブレーキシステムから選ぶことができるようです。
どちらもホンダのバイクではおなじみの装備になりましたが、簡単にそれぞれのシステムの特徴を整理しておきましょう。
ABSブレーキシステム
1つ目のグレードであるABS仕様は、電子的にブレーキロックを感知した場合に油圧を逃してロックを防ぐシステムです。
ABSにはいろいろなシステムがありますが、ここでは最もスタンダードなABSシステムをフロントに採用しています。
最近では多くのバイクにABS標準装備が一般的になりました。
CBSブレーキシステム
CBS仕様は、フロントもしくはリヤブレーキどちらかを作動させたときに前後連動してブレーキをかけることができるシステムです。
おそらく油圧駆動のディレイバルブを介したCBSだと考えられ、ABSと同じように高い安全性を発揮します。
ABSよりも開発された時期が古く、歴史があるブレーキシステムですね。
インドネシア仕様ではABS仕様とCBS仕様の2パターンがラインナップしています。
日本国内で発売が決定したときには、どのようなラインナップが揃うのか気になるところですね。
新型ADV150のカラーリング
ABS仕様
アドバンスレッド
アドバンスホワイト
CBS仕様
タフマットブラウン
タフマットブラック
タフレッド
タフシルバー
新型ADV150のスペック
全長×全幅×全高 | 1950mm×763mm×1153mm |
車両重量 | 132kg(CBS)、133kg(ABS) |
ホイールベース | 1324mm |
シート高 | 795mm |
エンジンの種類 | 水冷単気筒SOHCエンジン |
排気量 | 149cc |
最高出力 | 15PS |
最大トルク | 1.4kgf |
燃料タンク容量 | 8L |
上記のスペックはインドネシア仕様ですが、日本国内仕様が発売された場合にも同じような仕様になりそうですね。
新型ADV150の新車価格、日本発売と並行輸入について
新車価格について
インドネシアで発表された新型ADVの価格をもとに、ここでは日本国内仕様の価格を予想してみたいとおもいます。
新車価格
ABS:445,500円
CBS:423,500円
PCXと比べるとかなり値段が上がりますが、さきほどチェックした装備やスペックをみれば納得がいきますね。
日本発売日について
今現在、日本国内仕様としての発売に関する情報はリリースされていません。
125ccや150ccクラスの人気が世代を超えて高まっていることから、国内販売することは間違いないのではないでしょうか。
年末から2020年1月にかけての販売が有力との情報もあります。
並行輸入について
国内仕様は正式な情報ではありませんし、確定情報ではないものを待てないという方もいるかとおもいます。
そんな方にはインドネシア仕様を並行輸入している販売店で購入することをおすすめします。
すでに予約開始している店舗もあり、カラーリングによっては完売しているケースも。
少し割高な価格に感じるかもしれませんが、レアなタイミングでレアなバイクが手に入ると考えることができれば、購入を検討しても良いかもしれませんね。
新型ADV150の関連動画
まとめ
150ccらしからぬホンダらしい細部に渡ってこだわり抜いたことがわかる新型ADV。こういった遊び要素が強いバイクは他メーカーでは真似できないことなのかもしれません。
オフロードスクーターでアドベンチャーツーリングから街乗りまで私生活をデザインしてみてはいかがでしょうか。
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