2018年2月23日に待望の国内販売を開始するクロスカブ。50ccと110ccをラインナップしましたが、それぞれの個性や特徴があるようです。
合理的で実用的な要素だけじゃない、遊び心が溢れたアクティブなバイクをご紹介します。
2018年新型モデルのクロスカブ(50/110cc)のインプレ、最高速や燃費、2人乗りの快適性について。
2018年モデル 新型 クロスカブの排気量別の特徴とスペック
2018年モデルへとモデルチェンジすることで、以前から噂されていたハンターカブライクのデザインを新たに採用。旧型よりもアクティブな仕上がりになりました。
新しいクロスカブには2種類の排気量が設定されています。よく見るとそれぞれに専用装備があるようです。
まずはそれぞれのスペックと特徴をリサーチしてみたいと思います。
クロスカブ110
全長×全幅×全長 | 1935mm×795mm×1090mm |
ホイールベース | 1230mm |
車輌重量 | 106kg |
シート高 | 784mm |
エンジンの種類 | OHC空冷単気筒エンジン |
排気量 | 109cc |
最高出力 | 8.0ps |
最大トルク | 0.87kgf |
燃料タンク容量 | 4.3L |
- 二人乗りに対応したタンデムステップを採用
- 可倒式ステップを装着することで、オフロードイメージを演出
- アクティブな仕上がりのリヤマッドガード
- 優れた耐久性を誇る、ワンサイズ大きなドライブチェーン
- マットブラックに塗装されたリム、17インチのブロックタイヤを標準装備
- 肉厚なオフロードライクなシートを採用
まるでオフロード走行を楽しむために製作されたような装備でパッケージング。
セカンドバイクとしてのイメージが強いですが、クロスカブ 110には中長距離ツーリングを意識して購入するライダーも多い特徴があります。
クロスカブ50
全長×全幅×全長 | 1840mm×720mm×1050mm |
ホイールベース | 1225mm |
車輌重量 | 100kg |
シート高 | 740mm |
エンジンの種類 | OHC空冷単気筒エンジン |
排気量 | 49cc |
最高出力 | 3.7ps |
最大トルク | 0.39kgf |
燃料タンク容量 | 4.3L |
- 仕上がりの美しい14インチのリムを採用
- 優れた足つき性を実現したシートを装着
110ccと比較すると、車体サイズのスペックがコンパクトに。大きな影響があるのが、14インチのコンパクトなリムの採用にあります。
悪路での優れた走行性能を重視したのが110ccならば、足つき性の良さや扱いやすさを重視したのが50ccといった印象です。
クロスカブシリーズに共通しているのは、フロント周りのアクティブなキャリアの採用。さらにコンパクトなLEDヘッドライトの組み合わせがポイントです。
ハンターカブを想起させるデザインは、新型バイクながら変な新しさを感じさせないノスタルジックな仕上がりが魅力的です。
2018年モデル 新型 クロスカブの最高速度などのインプレ
クロスカブ110
最高出力8.0psを出力するクロスカブ110は、メーター上では120km/hまで表記。しかし実際には100km/hほどの最高速度を記録するようです。
クロスカブに搭載されているエンジンは、新たにオイルフィルターを装着するなどブラッシュアップ。
旧型よりも低フリクション・耐久性が向上することで、最高速度までに到達するまでの力強いトルク感が魅力の一つに。
17インチのホイールサイズとエンジン仕様の組み合わせは、ツーリングやフラットダートに出かけたくなるようなアクティブな要素が強いです。
「実用的なバイクで遊ぶ」というコンセプトを叶えたバイクは意外と少ないです。通勤や街乗りにも使えてダートも走ってみたくなる、それがクロスカブ110の醍醐味のようです。
クロスカブ50
50ccの排気量を採用したクロスカブ50は、55km/hほどの最高速度を出力することができるようです。
アクティブな印象があるクロスカブ110に比べて、クロスカブ50は扱いやすさを重視した街乗りに特化した仕様に。女性の方でも気軽に乗れることが最大のメリットです。
排気量は違いますが、110ccと共通のエンジン仕様を採用。クロスカブの優れた燃費性能や耐久性が優れたコスパを実現しています。
110ccよりも常用するエンジン回転数が高くなりますが、マイルドでスムーズな走行性能を堪能することができます。
2018年モデル 新型 クロスカブの二人乗りの快適性
クロスカブ110は、新たにタンデムステップを装着することで、二人乗りが可能に。街乗りやツーリングでの楽しみも幅が広がりそうですが、二人乗りの快適性はどうなのでしょうか。
大型バイクのようにゆとりのあるボディサイズでないことから、優れた快適性を実現しているとは言えません。大柄な方は特に窮屈に感じてしまう一面も。
しかし肉厚なシートと17インチのホイールサイズを採用。それによりギャップを超える際にも短距離であれば疲れにくい乗り心地が印象的です。ツーリングには不向きな印象ですが、人を迎えに行く時などには利便性を発揮するでしょう。
社外やオプションのタンデム対応シートを装着するだけで、二人乗りをすることが可能です。
2018年モデル 新型 クロスカブのカラーリング
旧型のクロスカブよりもアクティブな仕上がりになったことで、ポップなカラーリングをそれぞれにラインナップ。ライダーの個性を彩るカラーリングをチェックしていきましょう。
クロスカブ110
パールシャイニングイエロー
カムフラージュグリーン
マグナレッド
クロスカブ50
クラシカルホワイト
マグナレッド
2018年モデル 新型 クロスカブの最新動画
まとめ
ノスタルジックとアクティブな要素を融合して製作されたクロスカブ。2種類の排気量、それぞれの魅力や特徴がありました。
自由なスタイルで楽しめるクロスカブは、今後のカスタムシーンにも注目していきたいですね。
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