欧州のモーターショーで初公開され、話題をさらっていったスズキの新型モデル、カタナの国内デビューが正式に決定しました。
カタナの伝統的なDNAを残しつつ、ヨーロピアンデザインを織り込んだ仕上がりは職人のこだわりを感じます。
果たしてこのバイクは期待を超えるものになっているのか。
今回は明らかになった2019年新型モデルのカタナの仕様やスペックやインプレを中心に、国内仕様の発売日や価格に関する情報と合わせてチェックしてみたいとおもいます。
伝説となった旧型カタナのエピソード
1980年にドイツで初公開されたカタナGSX1100Sカタナ。
当時ラインナップしていたバイクのなかでは、奇抜なデザインで異端児として注目を集めました。
新型バイクの多くは、初めから受け入れられるものが少ないですが、このカタナも例外ではありませんでした。
未来的なデザインを採用したカタナは、1982年の国内販売を皮切りに「バリバリ伝説」や「キリン」などの伝説的なバイク漫画にも登場するようになります。
それから販売台数が伸びはじめ、250cc・400cc・750cc・1100ccと兄弟車をラインナップ。
何度か生産が中止になることがありましたが、およそ20年にわたってバイクシーンを牽引する伝説的なバイク「カタナ」としていまなお愛されている存在になりました。
2019年 新型 カタナの主な特徴
新型カタナの特徴は、先代のDNAを踏襲しながらまったく新しいデザインを作り上げたこと。
このデザインにパッケージしているエンジン・足回りはスーパースポーツでしか味わえないアグレッシブな仕様を採用しています。
ハイスペックなのは電子制御機能・その他装備など多岐にわたっています。
ここでは、カテゴリー別に注目すべきポイントをご紹介したいとおもいます。
先代カタナのDNAを受け継いだデザイン
日本刀を想起させる面と局面で構成されたデザインは、まさしくスズキ伝統のものです。
シャープなフロント周りにLEDヘッドライトとポジションを組み込み、流れるようなデザインが特徴的。
シートからリヤ周りにかけてもスクエアデザインを採用。スイングアームにリヤフェンダーを取り付けることでテール周りがシンプルに構成されています。
クラシカルなデザインと未来的な要素が融合した日本刀は、世界中にコアなファンを生み出すのでしょうか。
スーパースポーツイズムを継承したエンジン
新型カタナに搭載しているエンジンは、2005年 GSX-R1000のものをベースにしています。
専用のストリートチューンを施すことで、低中速域の太いトルクを再現。
SCEMメッキシリンダーを採用することで、低フリクション・優れた放熱性と耐久性を実現しました。
スーパースポーツのDNAが注ぎ込まれたエンジンは、ワインディングやサーキットでスポーツ走行を存分に楽しむことができそうですね。
充実した機能
新型カタナには、最新スポーツバイクが採用するシステムを多く取り入れています。
バックトルクを軽減するスリッパークラッチ・トラクションコントロールを採用することで、優れたコントロール性能を発揮。抜群の安定感も感じることができそうです。
さらにワンプッシュでエンジン始動を可能とするイージースターター・低速域でエンストを防ぐローRPMアシストなど、スズキは最先端テクノロジーを惜しみなく投入しました。
高いスポーツ性能を発揮する足回り
高い剛性と優れた摺動性を実現した倒立フロントフォーク、GSX譲りの軽量なスイングアームとものサスペンションが運動性能の高さを証明しています。
先代と比べると、圧倒的なスペックアップしたポイントが足回りにも表現されています。
曲がりくねった道が多い国内を想定していることもあり、キレのあるハンドリングとコーナリング性能を堪能することができそうな仕様ですね。
2019年 新型 カタナのカラーリング
ミスティックシルバーメタリック
グラススパークルブラック
2019年 新型 カタナのスペック
全長×全幅×全高 | 2130mm×835mm×1110mm |
車両重量 | 215kg |
ホイールベース | 1460mm |
シート高 | 825mm |
エンジンの種類 | DOHC水冷並列4気筒エンジン |
排気量 | 998cc |
最高出力 | 148PS |
最大トルク | 10.9kgf |
燃料タンク容量 | 12L |
燃費性能 | 23.8km/L |
2019年 新型 カタナのインプレ
05年GSX-R1000のエンジンは、兼ねてから評価の高いものとしてベテランライダーからも愛されている仕様でした。
このエンジンをベースに低中速域のトルクを力強くしたことで、シビアなアクセルワークを意識せずに扱いやすさを感じることができそうです。
一度アクセルをワイドに開ければ、スーパースポーツバイクの片鱗を感じることができるアグレッシブな一面を垣間見ることに。
ライディングポジションはゆとりのあるネイキッドタイプに近く、街乗りからツーリングシーンでも疲れを感じにくいでしょう。
タンデム走行に関しても、ネイキッドモデルに近い感覚で楽しむことができそうですね。
トラクションコントロールやスリッパ〜クラッチはスポーツ走行以外、用途がないと思う方もいるかもしれません。
しかしストリートからスポーツまで、安心して楽しむための扱いやすさを実現するためには、いまや必要不可欠なシステムになりました。
街中や峠道の渋滞路を大型バイクが低速で走るのはしんどいものですが、ローRPMアシストが標準装備していることも重要なポイント。
ベテランライダーが楽しめる要素があることはもちろんですが、大型排気量ビギナーの方も安心して楽しめる要素があることも忘れてはいけません。
2019年 新型 カタナの純正オプションパーツ
新型カタナは、早くもスズキ純正アクセサリーとしてリリースしています。
真っ赤に光るラジアルマウントブレンボキャリパー。アクセントになるリムテープやカスタムシート。
防風性能の高いカスタムスクリーンや防犯アラームなど、純正だからこその安心感でデザイン性の高いパーツを楽しむことができます。
新車購入時はコストを抑えたいものですが、これだけ魅力的なアクセサリーパーツがあると嬉しい悩みのタネになりそうですね・・・
純正アクセサリーパーツ
http://www1.suzuki.co.jp/motor/product/gsxs1000srqm0/accessory
2019年 新型 カタナの発売日と新車価格
発売日:5月30日
新車価格:1,512,000円
発売日が間近に迫っていることもあり、販売店の多くは事前予約の受付を開始しています。
販売店によっては、予約をすることで特典を受けることができるケースも。
注目の新型モデルのため、購入を検討していた方は早めに予約してみてはいかがでしょうか。
2019年 新型 カタナの関連動画
まとめ
令和になってスズキの新たな歴史を刻むことになった名刀カタナ。クラシカルなデザインも感じさせるカタナは、1980年代を彷彿とさせる最先端のスポーツバイクです。
長いバイクライフの相棒としては、多くの人にとって最高の候補となるのではないでしょうか。
新車・中古車が値引き金額から、さらに安くなる裏ワザとは?
「このバイク、予算オーバーだ…」
「値引き交渉したいけど苦手で…」
「ディーラーを回るのが面倒だ…」
「新車を最安値で手に入れたい…」
「車種を比較する時間ないな…」
「ディーラーの売り込みがイヤ…」
など、新車の購入を
検討しているけど悩みが尽きない…
と悩んでいる方は
非常に多くいらっしゃいます。
家族や友人に相談したところで
まともに聞いてもらえず
また聞いてもらったところで
欲しいバイクに手が届かない。
そんな方にオススメの裏ワザを
ご紹介します。
バイクを売却して購入資金をゲット!
やはりこの方法が結果的に一番値引き率が高くなります。
管理人一押しの下取り業者は"バイク王"です。
業界No.1規模の業者で豊富な買い取りデータや販売経路を持っていることから買取価格が期待できます!
詳細はコチラから確認 ⇒ バイク王で無料お試し査定してみる
メーカーやバイクショップでの7年間の勤務を経て会得した、バイクの査定額を把握して高く売却するコツを紹介しています。
⇒ バイクの買取相場を判断する方法と査定額を高くするためのコツ!
コメントを残す