免許を取得したタイミングや買い替えを検討したときに、意中のバイクがあっても足つき性が悪いがために購入を断念したことはありませんか?
身長が劇的に低い筆者は、オフロードバイクが好きなのですが、欲しいバイクのほとんどは足つき性が悪く、購入するバイクのほとんどはローダウンをして足つき性を改善しています。
足つき性の悪いバイクは、ツーリング中でも停車することを頭が過ぎると不安や憂鬱になるのですが、最悪の場合は立ちゴケをする可能性もあるため、足つき性に不安を感じる方にとっては死活問題とも言えます。
今回は、足つき性の悪いバイクの傾向と改善策・目安等をわかりやすくまとめていますので、足つき性が悪いことで欲しいバイクの購入をためらっている方や現在乗っているバイクの足つき性に不安を感じている方の参考になれば幸いです。
バイクの足つき性をチェックするときはココをチェックする
これから新しくバイクを購入する方は、購入前にバイクの足つき性をある程度把握することが可能です。
バイクの足つき性をチェックするには、メーカーが公表している諸元表に記載されている「シート高」に記載されている数値をチェックします。
このスペック値が足つき性の良し悪しを大きく左右する数値です。
足つき性に関するバイクのジャンルと傾向
シート高が高いモデルは、数値が「900mm」になる車種もあり、主にオフロードバイクやモトクロスバイク・アドベンチャーモデルは足つき性が悪い傾向があります。
シート高「840mmから870mm」の数値になると、大型排気量のスポーツバイクやネイキッドバイクに多い傾向があり、このクラスでも足つき性に不安を感じる方が多くいらっしゃいます。
シート高「720から800mm」の数値では、アメリカンや中型排気量のライトスポーツモデル・スクーターモデルが多い傾向で、女性の方から初心者の方でも安心して乗ることができるモデルが多くラインナップされています。
このように、メーカーのホームページには車種ごとに諸元表を公開していますので、「シート高」の項目に記載されているスペック値をチェックして、事前に購入を検討しているバイクの足つき性をチェックしておきましょう。
次の項目では、足つき性の悪いバイクを改善するための方法をタイプ別にチェックしていきましょう。
足つき性を劇的に改善させる方法
足つき性の悪いバイクをそのまま乗っていると、信号待ちの際に立ちゴケしたり、事故に繋がる可能性もあります。また、足つき性の悪さを理由に欲しいバイクを断念せざるおえない状況をなんとかできないものでしょうか。
ここでは、バイクに装着されているサスペンション別に「ローダウン」と呼ばれるセッティングを施すことで足つき性を劇的に向上させるカスタムパーツや方法を交えて解説したいと思います。
1 二本サスタイプの足つき性改善方法
リヤサスペンションが左右に1本ずつ装着されているモデルで、このタイプの多くはネイキッドモデルやビジネスバイクに多く採用されている傾向があります。
写真のように、サスペンション自体に車高調整機能がついている場合、リヤサスペンションにかかっているテンションを抜いた状態で、取り付け部を上へねじ込むことでシート高を下げることが可能です。
サスペンションに車高調整機能がついていない場合、カスタムパーツとして販売されているローダウンサスペンションと交換することで、足つき性を改善することが可能となります。
二本サスタイプの交換作業は、整備が苦手な方でも比較的簡単に作業することができるのも魅力ですが、カスタムパーツの価格は高い傾向があります。
2 モノサスタイプの足つき性改善方法
二本サスタイプとは違い、外観からはリヤサスペンションが見えにくい場所に取り付けてあることがモノサスの特徴で、オフロードバイクやスポーツバイクなどの優れた運動性能を実現しているバイクに多く採用されている傾向があります。
モノサスタイプにも車高調整機能がついているタイプがあり、二本サスタイプのようにテンションを抜いて作業することは難しい傾向があります。
リンクからサスペンションを取り外してからリヤサスペンション下部を上部にねじ込むことでシート高を下げることが可能になります。
車高調整機能がついていないモノサスペンションの場合、ローダウンリンクと呼ばれるカスタムパーツを使用し、リヤサスペンションの取り付け位置をずらすことで足つき性を改善することが可能となり、カスタムパーツの価格が安く設定されていることも魅力の一つとなっています。
3 ローダウンシートに交換して足つき性を改善する
足つき性に関連するパーツは、サスペンションの他にシートも大きく関わってきます。バイクに装着されているシートが肉厚だったり、横幅が広いシートを使用している場合、クッション性は良くなりますが足つき性は悪くなる傾向があります。
そのため、肉薄で横幅のシャープなローダウンシートに交換することで、簡単に足つき性を改善することが可能になります。
バイクの車種によってはローダウンシートの設定がない場合がありますので、その際はカスタムシートの製作を得意とする販売店で相談することをおすすめします。
4 フロントフォークサスペンションの突き出し量を調整し、足つき性を改善する
バイクに装着されているフロントフォークサスペンションの取り付け位置を変更することで、フロントの高さを調整するものです。
これは、リヤサスペンションのローダウンを施した場合に、前後バランス調整とローダウンの2つの改善を行うことができます。
倒立フォークと正立フォークともに突き出し調整は可能となりますが、作業にはフロントタイヤ・フロントフェンダーを取り外す必要があり、さらに規定の締め付けトルクがあるため、作業は専門店に依頼することをおすすめします。
スクータータイプのほとんどは、フロントフォークの突き出しができないタイプとなるため、突き出し調整不可となる傾向があります。
足つき性改善に関する関連動画をチェックしよう
モノサスタイプのローダウンリンクをわかりやすく解説した動画をご覧ください。
また、車高調整機能付きサスペンションの調整方法については、こちらの動画をご覧ください。
フロントフォークの突き出しに関しては、こちらの画像をご覧ください。
少し専門的な話が続きましたが、関連動画も合わせて参考にしてみてください。作業に不安を感じたり、疑問が残った方は販売店に問い合わせてみてくださいね。
少し難しい話になりますが、このように足つき性を向上させることができれば、バイクを安心して乗ることができるようになりますので、是非ともトライしてみてください。
まとめ
バイクの足つき性は、バイク選びやバイクを乗る際に重要となる要素の一つです。乗っているバイクや購入を検討しているバイクの足つき性に不安を感じている方は、是非とも本記事を参考にしていただきたいと思います。
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