欧州市場で人気のアドベンチャー・クロスオーバーカテゴリーは、日本国内でも盛り上がりを見せています。それは、国内外の二輪メーカーから多くのライバルがラインナップしていることも意味しています。
今回ご紹介するヤマハのトレーサー/GTは、独創的でエッジの効いたデザインが特徴的なクロスオーバーモデル。
注目を集めるカテゴリーの中でどのような存在感を放っているのか、スペック、発売日や価格、足つき性、予約状況等、明らかにされた情報をご紹介したいと思います。
トレーサー 900/GTの仕様
日本国内ではMT09シリーズの派生モデルとして発売されていました。2018年モデルからは車名を欧州仕様と共通化し、仕様を新たにブラッシュアップしています。
まずはトレーサー900/GTのそれぞれの特徴についてご紹介したいと思います。
トレーサー900

トレーサーの標準タイプとなるグレードには、スポーツバイク顔負けのパーツで構成しています。
- 前年モデルから60mm延長したスイングアーム
- アシストアンドスリッパークラッチ
- モード切り替え対応トラクションコントロール機能
- 3モード切り替え可能D-MODE
- マルチファンクションメーター
クロスオーバーモデルらしい利便性の高さと、スポーツバイクの組み合わせでえアグレッシブな仕様になっています。
トレーサー900GT

上級グレードとなるGTには、さらに洗練された高性能パーツで構成されています。
- フルアジャスタブル倒立フロントサスペンション
- リモート調整機能付きリヤサスペンション
- クイックシフト
- クルーズコントロール
- グリップウォーマー
- フルカラーTFTマルチファンクションメーター
グリップウォーマーやクルーズコントーロールは、ロングツーリングで優れた利便性を発揮するでしょう。
高性能なサスペンションとクイックシフトは、ライダーの疲労軽減とスポーツライディングを強力にサポート。
プラス10万円でこの機能差は、かなりお買い得感を感じますね。
トレーサー 900/GTのカラーリング

それぞれのタイプには、ヤマハらしいハイセンスなカラーリングが設定されています。それぞれの特徴を写真と一緒にチェックしていきましょう。
トレーサー900 GT
ブラックメタリックX

ブルーイッシュグレーソリッド4

マットダークパープリッシュブルーメタリック1

トレーサー900
ブルーイッシュグレーソリッド4

マットダークグレーメタリック6

引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tracer900/index.html
トレーサー 900/GTのスペック

全長×全幅×全高 | 2160mm×850mm×1375mm |
車輌重量 | 214kg |
ホイールベース | 1500mm |
シート高 | 859mm (LOW) 865mm (HIGH) |
エンジンの種類 | DOHC水冷3気筒エンジン |
排気量 | 845cc |
最高出力 | 116PS |
最大トルク | 8.9kgf |
燃料タンク容量 | 18L |
燃費性能 | 28.4km/L |
トレーサー 900/GTの足つき性

クロスオーバーモデルであるトレーサー900/GTは、シート高が高めに設定されている特徴があります。これは欧州市場を見越した仕様を踏襲したのかもしれませんね。
しかし、工具無しでシート高を2タイプに切り替えることが可能です。
ライダーの体格やライディングシチュエーションに応じて、シート高を調整できることは大きなメリットになるでしょう。
一方で日本人の多くは足つき性に不安を感じやすいシート高であることも事実です。その場合は、ローダウンカスタムやローダウンシートへの換装で簡易的に改善することが可能です。
- フロントローダウンスプリング
- ローダウンリヤリンクマウント
- ローダウンシート
これらを装着すれば、30mmから60mm足つき性を改善することができます。必要な方は、販売店に確認してみると良いでしょう。
トレーサー 900/GTのインプレ

MT09シリーズのアグレッシブなエンジン性能をベースに、クロスオーバースタイルを形成しているトレーサー900/GT。
ライバルと比較すると、並列3気筒エンジンとコンパクトなデザインが特徴的。このあたりはスポーティーなモデルを好む方にフィットするかもしれません。
ホイールベースを60mm延長することで、ツーリングシーンにおいても優れた直進安定性がこのバイクの特徴になるでしょう。

海外メーカーの高級バイクにしか搭載されなかった機能の多くが、トレーサーには標準装備されています。性能だけでなく機能や仕上がりについても、手頃な価格帯で「高級感」を楽しめるようになっています。
ダイナミックな走行性能を好む高速道路、扱いやすい特性を好む市街地などシチュエーションに応じて特性をスイッチ一つで変更できる機能。
それら利便性を向上させる機能をはじめ、パニアケースを左右・トップに装着してロングツーリングを楽しむことも様になるバイクです。
トレーサー 900/GTの発売日

トレーサー900:2018年4月20日
トレーサー900 GT:2018年6月15日
それぞれのタイプによって、発売日に違いがあります。
春先から発売を開始したトレーサー900は、すでにツーリングスポットでも見るようになりましたね。
ツーリング機能を追加したGTは、夏を前にいよいよデリバリーを開始します。ロングツーリングを好む方には、GTに人気が集まっているようですね。
トレーサー 900/GTの価格

トレーサー900:1,112,400円
トレーサー900 GT:1,198,000円
10万円ほどの価格差で、ツーリング仕様を選べることは大きな魅力の一つ。メーカーカスタムだからできる、良心的な価格設定ですね。
トレーサー 900/GTの予約納車状況

まず標準グレードのトレーサー900から。マイナーチェンジから好調な売り上げを記録していますが、納車には2週間から3週間ほどが目安になっているようです。
続いて上級グレードのトレーサーGT。こちらは予想以上の予約が入っているようで、発売日から2ヶ月以上待つ可能性があるようですね。
幸い完売状態にはならないようですので、購入を検討している方は、早めに予約を入れてしまいましょう。
2018年モデルのクロスオーバーモデルの中でも、トップクラスの人気モデルになることは間違いなさそうです。
トレーサー 900/GTの最新動画
まとめ
ツーリングバイクとして特徴が際立つクロスオーバーモデル。その中でも街乗りからスポーツライドまでここまでマルチにこなすバイクはトレーサーだけでしょう。
欧州ライクでスタイリッシュなバイクで、上質な大人の休日の相棒に選びたくなる、そんな素敵なバイクに仕上がっています。
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