アドベンチャーモデルはいまや、欧州だけではなくアセアン市場や日本国内においても人気カテゴリーとなっていて、250ccクラス・650ccクラス・1000ccクラスと様々な排気量から多くの車種がラインナップされています。
カワサキからは、2018年モデルとしてヴェルシス650がラインナップされますが、他のメーカーとは明らかに違う、独創的なデザインと車体構成を採用した仕様は、どのような仕上がりとなっているのでしょうか。
2018年モデル ヴェルシス650の基本装備やスペック〜

| 全長×全高×全幅 | 2165mm×840mm×1400mm | 
| シート高 | 840mm | 
| 車輌重量 | 217kg | 
| ホイールベース | 1415mm | 
| エンジンの種類 | DOHC水冷並列2気筒8バルブ | 
| 最高出力 | 69PS | 
| 最大トルク | 6.5kgf・m | 
| 燃料タンク容量 | 21L | 
アドベンチャーモデルの多くが採用する軽量かつ低重心な仕様となる水冷DOHC並列2気筒エンジンを搭載することで、ミドル排気量ながら驚異的な軽い車輌重量を実現し、低中速行域からの力強いトルクとピークパワーを発揮します。
2018年モデルとなるヴェルシス650のデザインは、新型Z900を彷彿とさせるLEDテールライトをはじめ、スポーティーで洗練された外装を採用することで、ツーリングモデルながらシャープな仕上がりとなっています。
アドベンチャーモデルらしく、アップライトなポジションに横幅のシャープなデザインを採用することで、長距離をライディングしても疲れにくい快適な乗り心地を実現し、さらに調整可能な大型スクリーンを採用することで高速走行時のライダーへの負担を大幅に軽減しています。
スポーツバイク同様、17インチのホイールサイズを採用し、インベンテッドバルブ内蔵のフロントサスペンションと、工具不要で簡易的にセッティングを調整できるリヤサスペンションを組み合わせることで、ツーリングでも快適性だけでなく、積載量が増えた際の走行時のセッティングを容易なものとしています。
ヴェルシス650に採用されるシートレールには、強靭な強度を実現させた仕様を採用することで、カワサキ純正オプションとして設定されている大容量かつワイルドなデザインのトップパニアケース・サイドパニアケースを装着することが可能で、その他にもLEDフォグライトなどのヴェルシス650の魅力を広げる豊富なオプションパーツも魅力の一つとなっています。
トルクフルかつパワフルなエンジン性能を発揮するパラレルエンジンですが、このエンジン特有の大きな振動を極力軽減すべく、細部に渡ってラバーマウントを採用することで、マルチエンジンのような静寂性を確保しています。
さらに、スロットルボディにはデュアルスロットルバルブを採用することで、アクセルワークに対してリニアな反応をし、鋭いアクセルレスポンスから、おパワフルなエンジン性能をコントローナブルに扱うことが可能となっています。
2018年モデル ヴェルシス650のカラーリングや日本発売について
650ccクラスは、日本国内では大型排気量のエントリーモデルとしても人気があるため、カラーラインナップにあるホワイトがあると、女性からも好感の持てるバイクとなり得ます。
さらに、カワサキのレースシーンを彷彿とさせるグリーンから、アドベンチャーモデルらしいアグレッシブなグリーンの3色展開となっています。
日本国内では、カワサキ以外の3メーカーがミドル・大型排気量それぞれにアドベンチャーモデルをラインナップしていることもあり、カワサキからも2018年モデルとして、アドベンチャーモデルとなるヴェルシス650が日本国内販売される可能性が高いです。



				
				
				
				
				
				
				
				
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